寒い時代だとは思わんか

●忙しかったスケジュールも一段落、しばらくは多少余裕のある生活ができる予定である。ま、半月後にはそれに倍する殺人的な日程になるんだけどさ。あーもー、毎度々々この時期はめんどくさいとはいえ…もうちょっと手心というか手加減というか…ねえ。


てことでもう11月も半ば、季節の進むのが早くなったなー。こういう感覚もトシのせいではあるんだろうなー。とは言えどうだろう、例年の同時期に比べるとまだそこまで寒さを感じない気がする。実際町行く人を見ても、クールビズの尻尾を引きずっているようなノーネクタイの人もチラホラと。判るようん、中途半端な気温と中途半端な服装によって暑くなっちゃうんだよね。やっぱネクタイはこの世からなくなれ。ワシ要らん。


●などと暑がりデヴらしい感想を抱きつつ電車に乗ってたのだが、途中の駅から乗ってきたのがこの時期にしてランニングに短パンのお兄さん。別にどっかアタマおかしいとか熱気満載のワシ異常なデブとかではなく、ちょっとやせ気味な体格で友人と普通に会話しつつ乗車してくるのである。ちなみに横にいる友人の服装は普通の長袖。ギャップがすげえ。


この時期にそんな服装とは流石に目立つぞ、と彼(ら)を見る。多分そういう体質なんだろうな、ならばこっちが口挟むような問題じゃないんだが、それでも周囲に及ぼす視覚的なインパクトはデカイものがあるなあ、などなどぼんやり思いつつ、終点梅田にて他の乗客と共に下車する。


件の兄ちゃんホームに降り立って一言、「うーん、なんか寒いな」


服着ろよ。…多分周囲の乗客みんな心の中でツッコんだ瞬間だったのではなかろうか。何やねんそれ。