ガキが来たりて笛を吹いたりする

●夜中コンビニに行くと小さいお子さん連れのご家族さん。坊ちゃんは玩具の笛をくわえて歩いている。どっかのお祭りか花火大会の帰りだろうか。控え目にピーピーやってたが、何か「ええいもうチマチマ鬱陶しいわ、一発やったれ」てな感じでピー! と一吹き。


当然お母んに「ピーピー止めなさい言うてるでしょ!」と叱られるんだが、お子さんの方も言いたいこと溜まってたんでしょうね、ほな言わしてもらうけどなっちう感じで、
子「でも笛やん! 笛は吹くもんやん! 吹いたらあかんかったら何のために買うたん!」
母「人おるでしょ! 人がおらんとこで吹き!」
子「音出すのは聞かせるためでしょ! 聞く人おらんとこで吹いて何の楽しいことがある!」(ホンマにこういう言い方してた)
母「だから、他の人に迷惑でしょ! 帰ってからアタシが聞いたげるから!」
子「お母さんは聞いてももう何にも反応してくれへんやんか!」


…坊ちゃんよ、それは大きな壁だ。同じことの繰り返しでは再々ウケは取れんのだ。天丼手法には技術が必要なのだ。それに気付いた時坊ちゃんは一回り大きくなれるだろうが、でもやっぱし笛は鬱陶しいのでウチで吹いてね。おっさんからのお願い。