シャングリラ/宙のまにまに

●何か裏番組録ったつもりだったんだけど、改変期のゴタゴタに翻弄されて録画できず。うーん、また来週様子してみるか。てことで、とりあえずシャングリラと宙のまにまに


シャングリ・ラ・14話。アトラス内部にて擬態な諸々に翻弄される面々、である。目印も目標物もワチャになれば、そら戦力も簡単に分断されるわなあ。てェか第8層ってのはどんな施設なんだろ。だだっ広いビックリ空間に擬態装甲かぶせたエリア…ふうむ、こんな襲撃をある程度予測して設計したってことか。マスターマインドのお二人さんは(判りやすくも)チェスに興じてたし。


こないだからお姿を見せ始めたタルシャンさんは、このアトラスを立ち上げる資金を出した人らしい。何やら裏に意図はありそうだが、その意図を分かち持っていたのは若かりし頃の京田尚子さん。登場人物の縁やら何やらが繋がってくるというワケですが、それにしても京田婆さんは人気者だったのだなあ。萌え二次元化されたり萌え三次元フィギュアとして再構成されたり、と…まあ、今の日本でもそれくらいのことはされるやろな。うん。


あと、あの動きの怪しい堀内賢雄さんは擬態によるニセモノかしらね。ならば、もっと大量にニセモノを投入するという戦術もありえたとこだな。


●新番組・宙のまにまに。詳しくは知らんが「アフタヌーン原作」と聞き、ほほうそれならばなんかヘンテコな作品なのではあるまいか、と思い見てみる。…んー、ヘンテコではないが確かにこれは、アフタヌーン的な作品だわなあ。


主人公はメガネの長身常識人にしてツッコミ気質、ヒロインはチビッコ先輩にして周囲の見えない猛進元気っ娘。当然、メガネさんはヒロインにありったけのパワーで振り回される役どころである。ヒロインさんはメガネさんに一方的な好意を寄せている(はあと飛ばしまくり)のだが、その「好意」はまだプリミティブで研磨前のものだ。彼女にトラウマ抱えつつそれでもほっとけないメガネさんともども、これからどんどんと発展の余地がある…あるいはお互いの本心の萌芽に気付いていない、ってとこですな。


そしてそのブリッジとなるのが「星」、ですか。天文部という要素がどこまで根幹に喰い込んでくるのかは判らんが、ワシとてキライじゃない分野なのでうひうひ言いながら楽しみにするとしよう。それに文芸部の小清水生徒会長さんが絡んでくるのがエエ感じでして、確かに星と文学の相性は良い。何となく「ふたつのスピカ」とか思い出しますけどね、ってワシはアニメしか見たことないんですが。…会長さん、妙にリアリティのある巨乳サイズでこれもエエな。


てことで、この地味でちょいとモッサリしたデザインはおっさんのワシに心地よい。カット頭のタメとカット尻の切り方のテンポも何かワシ好みで気に入ったりしてね。あと、ギャグ絵柄の置き方もワザとらしくなくてね(この辺はカンペキに好みの問題だろうが)。…ふむ、少し見てみましょう。