屍姫/RD/ケメコデラックス

屍姫 赫6話。夜の戦いは一応の決着を見、兄さんと弟の疑いは少し晴れる。宮本充の破戒僧さんは彼単体の存在じゃなくて何らかの組織員だったりすんだろうな。…屍という存在を巡って、お互いに主義主張や悲劇の受容にすれ違いがあるってことでしょうが、ま、それは今後の展開で。


今回は今んとこ、巻き込まれ役のオーリさんがどうもうざったくて皆さんが困る回、っちうイメージだった。そらワケの判らん状況下に置かれてるのだからいろいろあろうが、かなりヤバくて緊急な状況下においてめんどくせェ詰問とか糾弾とか説明請求したりすんのが鬱陶しい。これ、アニメに限らずようある展開構成だけど、ホンマに盛り上げ効果あるか? とりあえず今は大変なバタバタ経験に遭わせといて、あとで落ち着いてから言葉のやり取りすりゃエエのにな、とか思うんスよね。ダメっスか。


…あと、宮本さんがとどめ攻撃しようとしたら何か飛んできて中断、てなシチュが2話連続なのもちと気になったり。弓矢と銃弾の違いはあったんですがね。まあ。


RD 潜脳調査室24話。ジェニーさんとハルさんたちとの会談。お互いにその意向は判るんだけど…んー、今んとこどっちもどっちだわなあ。ハルさん側の主張は(主人公たちだから)ワタシらも肩を持ちたいのだけれど、自然のイリキは強いのだ強いのだとか、そらジェニーさんに「根拠がない」と言われもするわなあ。一方のジェニーさんの態度も問題で、いかに相手のデータに説得力がないにせよ、もしもの時は地球滅亡、てな大惨事要素をごり押しするってのはどうかなあと思う。それこそプロジェクトの信頼性などと引き換えにでき…るんだろうなあ。半世紀の思い入れはデカイだろうしなあ。判断を曇らせることもあるか。


ジェニーさんが一人でラスボスとして立ちはだかる判りやすい展開にちょっと笑ったけど、そういう孤高の人なのね。だから「4人がかり」のハルさんたちには破れてしまう。それは単純な強さで負けたのでもあり、ソウタさんの「若さ」に自分の過去を思い出したのでもあり。人の若さと加齢ってのは何度か出てくる話題ですね。…んでまあ、結局気象プログラムは散布されてしまう。おお、とうとうアンチシズマドライヴが発動した…てなもんで続く。


よく判らんが、人工島中心部へ至る様々な物理防壁辺りのデザインがとてもソリッドでワシ好みでした。もう純粋にカッチョ良い。こういうセンスもこの作品の重要な要素だわね。あとまた「やってやるか!」「やってやったぜ!」つった。もうコイツはアニメキャラじゃなくて「矢尾」なのだな。


ケメコデラックス! 6話。冒頭の衛星画像から大アップの絵面見る限り、なんかエライ町に住んではりますのな皆さん。ミシマというメーカが絡んでの現象なんだろうな。てことで、そのミシマさんから専務と部下が来る話。ってったってケメコ型ロボに乗ったプリンプリン姐さんと気の強げなショタさんなんですけどね。どのみち一般企業の社員じゃねェわな、あの外見は。


インパクトのある襲撃(彼らは保護と言いますが)とケメコに関する不穏な情報をもたらされて心揺れる三平太さん。主人公としての「いじられ倒し不幸」を経てのこの展開だからそら悩み疑いもするでしょう、ってとこ。だけど、さっさとケメコなり何なりに「やあ、ミシマの人たちが来てケメコ裏切り者だっつってた」で済ませちゃいそうなおっさんとなっちまったワシとしては「かったりィなあ」という思いしきり…ってそれ言っちゃ身も蓋も無いので言わない。言ったけど。


水着着て家中ばたばたしまくる母と担当見て「子供なんだから」ちう感想漏らす妹さんは半分正しくて半分間違いだ。状況によっちゃあーゆーことになっちゃったりすんだよ大人は! 許してやれ許してやれ! あとお母さんは三十路半ばであのちちと体型は見事であってさすがマンガアニメは便利だなあ、ちうね。うん。よし。