マクロスF

マクロスF・19話。もろもろあって、トライアングラー。ランカ/シェリル/そしてアルト、それぞれのドラマを並行させ時に絡ませあい、ガッチリ進行させた上で最後のあの昼メロ的シーンだ。そしてそこに被さる「きィみは誰とキスをすゥるゥ♪」…例によって圧縮気味な脚本ながら、んーん、上手いねェ。


メガネさんの言う通り、結局はアルトさんの天然二股属性がアカンのではある。ランカさんのステージスタントに出といて「見てろよシェリル!」ですもんね。…それにしても、「大統領暗殺! トリガーにかかる狙撃手の指!」というサスペンスより主人公たちの恋の鞘当てが優先されちゃう脚本は実にこの作品らしいやな。普通ならラストシーンは暗転に銃声と女性の悲鳴か何かでシメ! だろうけど、ここでは真綾さんのお歌だもんなあ。


いろいろあったので、以下箇条書き。■「二度と敷居を跨がないという宣言」って、つまり塀を乗り越えて来れば良かったのだよな、アルトさんは。■シェリルとアルトの双方に助け舟を出しつつ、自らの特殊な性向を吐露するお兄さんがよろしい。役者と何とかは三日やったら止められない、ですねえ。■デ、デストロイドパレード! うわあこれはワタシにとってランカさんのステージよりも必見のイヴェント! ■クランかわいいよクラン。