マクロスF

マクロスF・16話。ランカ・アタック…であるが、どうもその主線は昏さを帯びているように思える。ざらざらとした触感のアレンジ版「アイモ」が実に不穏。この不安定な旋律に乗って繰り広げられる戦闘シーンはエエ感じに「二律背反」で、モヤモヤとした妙な雰囲気がよォ出てましたですかね。しかし菅野さんはこういう曲も上手いよなあ。ワシ、このバージョンのアイモも好きかも。


戦意高揚しない大撃破シーケンス。ヴァジュラさんたちの正体が人間だったとか、そういうダウナーなドラマへの伏線としてますます怪しくなってきましたな。ランカさんもシェリルさんもその片棒担がされてるようで、ちうかランカさんは神輿に祭り上げられてるようなものだけれど、どーにもこーにも悲劇の影がチラつきますな。…てェかミシェル兄さんは怪しいクスリに気づいたんじゃないの? そのまんまほったらかし?


…あと、学園にまできてせくしぃなおなかをさらけ出してるブレラ・スターンさんのすっとこどっこい加減は、この作品らしいデッドパンギャグで困ったり困らなかったり。半分以上狙ってンよね。