銀魂/マクロスF

銀魂107話。3年やっても信用0! でお馴染みの銀魂さんである。まァ信用されちゃっちゃァ銀魂じゃないような気もするしな、とか言うとゲンバの人たちは泣くだろうか。てなとこで本編はおヤクザさんのお家騒動話なのだが…うおお、ヤクザの親分が内海賢二だ。相変わらず「内海賢二」としてしか使い所のない圧倒的な存在感のまま、ちゃんと銀魂的台詞やツッコミを喋ってんのが凄すぎる。この作品はゲストに結構な大御所を使ってくるのが特徴だけど、録音現場が見てみたいよな。いっぺん。


話の方は毎度のベタ度合いで悪くない。アバンの思わせぶりなシーンからして、裏切り若頭さんはどうやらさらにまだ裏がありそうですな。あと、太鼓橋の上で大立回りの末に欄干からドボン、という正調時代劇がアニメで、それもこのアニメで見られるとはちょっと思わなかった。シッカリと大衆演劇してんのが偉い。


マクロスF・8話。エライことになってるギャラクシーはちょっと置いといての学園コメディだが、ええとですね、脚本の吉野弘幸がその誇るべき性癖を衆目の元に晒した出世要素、ぱんつ話…いや正確にはぱんつはいてない話でご一席というところだ。マクロスという作品どころかスタッフ(脚本家)にまで王道回顧を投げかける。ヘンな覚悟であって割と好きだ。うん。


こういう息抜き回こそちゃんと脚本構築する、ってのは最近よくある傾向であって面白いね。んー、過不足無く楽しませてくれてありがたいことだ。「はいてない」という要素が過不足のどっちに当たるのかはよう判らんが。以下、色々思ったので箇条書きっぽく。


■冒頭いきなりの「ランカさんの営業はつらいよ」シーンにまでちゃんとチープな曲を作ってんのがえらいなあ、と思ってたら徳川さんが出てきた。よしいいぞ、彼にももっと活躍の場を。■本編に入ったら井上喜久子さんがナレーションしだしたのでなんだこのぽてまよは、とか思った。■物陰からそっと出てくるときにまずちちからその姿を見せるナナセさん、というネタにウケ気味。バカだなあ。■シェリルやランカのサーヴィスシーンに負けず、愛敬と哀愁と愛情を振りまいてたルカさんがどうにもヘボ愛らしい。■やっぱパワードスーツとなると玉子掴まなんとな! やっぱそこはスタジオぬえ出身者として避けて通ったらウソだよな! という総監督萌え。