だらだら日記

●休日なので本屋行ったり古本屋行ったりする。マンガ本立ち読み、いやあわんぴーすは毎度ながらツカミが上手ェなあとか思う。ああいう「ボス的キャラ横並び登場」って燃えますよな。一人々々に名前テロップと効果音ついてさ。もう別に伏線回収とかシャカリキになってやんなくていいから、このままデカくデカく世界を広げてって欲しいものである。…しかしキャラ立たせるのも上手いな。あの一億ランクの海賊どももエエが、ポルコのジーナみたいなオバハンマスターがどうも気に入った。アニメのときにはワンポイントで大御所使ってあげてください。高島雅羅さんとか一城みゆ希さんとか藤田淑子さんとか。


あとヴィンランド・サガがなんかカッチョええことになってて割とワクワクしたり。まさかあんな流れで臣下になっちゃうとは! それも友情だの義侠だのという「言葉」が霞むほどの、血腥く昏い結束関係にほうほうほう、てなもんだ。恐ェぞ、こいつら。


●古本屋にてはまず、こないだ読んだミッドナイト・ブルーの続編があったので購入。これは前作の印象が薄れないうちにさっさと読んでしまおう。それとあと、デイヴィッド・ウェーバー「反逆者の月」とタニス・リー「銀色の恋人」を。前者はなんかアニ/ラノっちい表紙絵と、あらすじの「月は巨大戦艦だった!」という最近どっかで見たようなハッタリが気に入ったのでとりあえず。後者はどうやら「ナヨいイケメンロボにマザコン娘が恋をする」ちう話のようで、これはステキに痛そうだと思って買いました。今後はこういうのも勉強してゆきたい。ゼヒ。…タニス・リー初体験なのよね、実はワシ。


●帰ってきて夕飯用のインド洋養殖ブラックタイガー(15尾で398円)を剥きながら、ボヤボヤと考える。さて今期のアニメも出尽くしてしばらく経ったが、今んとこ一番次週が楽しみなのがマクロスFという意外さ。このコンテンツを聞いて「ま、こんな感じだろ」というぼんやりとした予測範囲からはほとんど外れていない道具立てなのに、ここまで普通に面白いってのが面白い。


前も同じこと言うたけど、ワタシのようなオタク野郎には「異形への偏愛」という面倒な性質があるんだよな。それは判官贔屓的側面もあるが、それよりも「突出した部分があるほうが語りやすい」ってとこに尽きるのだ。それがダメ部分であれヨシ部分であれ、提示するときの取っ掛かりになるからね。


そういう点において、かなり優等生的に作られてるこのマクロスFが「一番楽しみ」ってのがなんか凄いなあと思う。作品としてのデキはともかく、語りやすさで言えばノエインやアクエリのようなサテライト過去作の方が遥かに上ですしね。異形部分大きいから。…ま、そんな作品じゃからこそこないだのクラン・クラン大尉の、ちちでか巨人/つるぺた幼女、という突出した部品が異様に効果的だったのだろうかなあ、と思ったりする。


●あー、それにしても風邪っぽいの治らぬなあ。最近流行ってるらしい百日咳か何かか? あー、それにしても休みが終わるなあ。ちぇ。