マクロスF

●なんとか一本だけ見ておく。マクロスF・20話、今度は戦争だ! の巻。シェリルさんがどん底の絶望から立ち上がるのと、メガネさんが退場するのとの二本柱。てェか、中途まで明らかなクランさんフラグかと思わせておいてのメガネ退場とは割とヤられた。ま、「死体がないは死んでないの法則」(今作ったが、多分普遍ネタ)から考えてメガネさんが最終話二つ前辺りで再登場する目もアリアリやとは思いますけどね。えーと、仮面つけるとか、あるいはオリジナル巨人サイズとか。


上記二つのクライマックスが重なり合う頂点で歌エンド、というヒキは流石にこの作品らしいベタな盛り上げ方であって堪能しました。シェリルさんのシェルター歌は(狭くて暗い中のラポール効果っぽい感じも相俟って)いかにも「再臨」って感じの劇的さがあってよろし。一方のランカさんは今回引き立て要員だったけど、火焔渦巻く中で戦意高揚歌を紡ぐシーンはなかなかの戦場女神っぽくて結構なハクリキ。…両者ともエルモさんがからんでくるのだねえ。「原石再生工場」ってとこですか? 今回もまたエエとこであぶらげさらわれそうな予感がしますが。


とまあ、スジ的な取っ掛かりも充分に多かったけど、絵的なサーヴィスもしっかり欠かさないのがマクロスF…ってクランさんのつるぺた/巨大女の二大すっぽんぽんとはどんなサーヴィスですか。「死ぬのが怖くて恋ができるかー!」と武田テツヤさん的啖呵きりつつぱんついっちょで走り去るシーンがハイライトだろうなあ。


…あと、山の稜線から修正射ばら撒きながら出てくるデストロイド。これはもう萌え萌え。