銀魂/マクロスF

●体調が悪い上にまた午後から仕事なので慌ててアニメ見て感想書く。…バカだなあワシ。色々と。


銀魂103話。伊藤先生を追い詰める古株隊士たちの巻。伊藤鴨太郎のキャラ性から言って割とシリアス気味に展開するのだろうなとは思ってたが、ここまでガチなマジ話になるとはちと想像してませんでした。始終ヘタレの土方さんでさえ、そのヘタレ状態をこそ有効な「本気」道具として使うという流れに感心する。ラスト台詞の「アニパロ台詞→本気台詞」へのシフトネタが見事。


Aパートの本気沖田さんの見せ方が、この作品にしては踏み込んだ描写で目を引いた。線路脇標識にババッと散る血糊とかね。あと、そんな凝った人間関係芝居の割に「西部劇で獲物を狙う列車強盗」みたいな大胆な、まァ言ってしまえば大雑把な舞台状況なのがなんか面白かった。


マクロスF・4話。ランカさんはオーディションで歌い、アルトさんはバトロイドで吼える。きゅーんきゅーん、私の彼はパイロット…うはあ、ベタの国からベタを広めに来た人だ! 「エエ感じで歌い終わったらずっこける/模擬戦と思いきや敵兵器の登場」など、二つの状況をカットバックで呼応させて見せるとか、もう王道過ぎてニヤけてくるわい。ランカさんの選曲といいクァドランタイプの登場といい、ジジイファンにも優しい配慮でござんすなあ。


クァドランとの戦闘シーンはスピード感もあって今回もグゥ。加速する時の「プゥン」てなSEがエエね。あと、ホンマの姿は巨乳(そらもう数mサイズの)なんだけどマイクローン化したら幼女もどき、てなクァドランパイロットが素晴らしく狙いすぎで大笑いしてしまった。やるな豊口めぐみ


今回の作画はシルエットと後追い動きを重視したちと独特のテイストで、個人的には「お? お? 面白いなこれ」とか思ったけど、整った作画を好むファンが多そうなこの作品にての一般評価はどうなのかな。うはは。…作監江畑諒真さん、今知りました。検索したらサテライトメインの方らしい。ノエインとかの原画か…なるほどですな。