恐怖! 恐怖症の恐怖

●世に恐怖症てェのがありますね。あれは普通、確たる原因があってなるもんなのだろうか。ワタシは蜂恐怖症もどきであり、これには「幼少の頃蜂に追っかけ回されてエライ目に遭った」というわっかりやすい理由がある。でも例えば高所恐怖症なんてのは「これこれの理由で高所が病的に苦手となった」とか言える人は少なそうな気がする。…D100ロール失敗したとか?


●ワタシは別に高所恐怖症ではないが、いっぺんだけやたらと怖かった高所体験がある。あれは確か仲間内で行った歩行することを享楽する会での出来事だったと思うが、たまたま行き着いた山中にてちょっとした鉄塔を見つけたのだ。いかにも「一般の方もイケますよ」てな風情に騙されて登ってみたところ怖ェ怖ェ。劣化が進んでてもうなんか、頼みの綱の手すりが外れそうだわ風が吹いてもギシギシ言うてるわでもうなんか。また山中だから風が強ェんだこれがまた。ケツから魂漏れ出しながらやっと地上ついたときにはへたり込みそうになりましたですよ。ああ怖かった。


●上方版の「饅頭怖い」では、産後に地面に埋めたヨナ(胎盤)の上を最初に通った物体が生涯その人の苦手対象になるんだよという描写がありますが、蜂や異性や動物みたいなんはともかく、高所恐怖症の人は何が通ったのだろうか。高所…はしご車でも通ったか?