縁のない話

●ワタシはいろんなことに関して不得手であるのだが、こと経済とかいうあの巨大概念もすげえ苦手である。じゃってよう判らんじゃないすか。先物だのデリバチブだの、説明聞いてもすぐ耳から抜けるぞ。世界中で蠢いている「数字上のカネ」は、リアルワールドのカネの量とは比べ物にならんほどの大数なのでしょ? すげえね。それは面白いけどね。飛行場全てを使っても飛行機全部を着陸させるスペースは無く、常に何割かは飛んでなきゃならない…ってネタは前にも言ったな。多分うそですよ。うん。


そんな経済知識に対してチャレンジされている(古い)ワタシでも、紙幣や硬貨という存在には何も不信感を感じないのだよな。これは割とヘンなこっちゃなかろうか。ちょっと考えるとあのお札ってェのも不思議な存在だぞ? 「価値を象徴/代表している」という理屈は判るが、いやいやそういう経済的抽象概念方面がダメなワタシを信頼させるに足る程のリアリティがあるか? …まァあるんだけどさ。なぜか。


にしてもお札って、よくよく見れば見るほど怪体なデザインですよね。パッと見ィはいかにも威厳ありそげな雰囲気の絵柄だけど、その構成要素を個別に見るとなんかヘンなオブジェばっかしである。各々由来や元ネタはシッカリあるんでしょうけどね。そらまあお札に悪魔や陰謀を見たりする人も出てこようというものだ。知らんけど。


…千円にも一万円にも見られる、丸を三つ重ねたようなガラの元ネタって何なんだろうな。みっきぃっぽいので訴えられてみてはどうか。ミッキキ。