結界師

結界師33話。歪んだ男は歪みを自覚しつつ、その真っ直ぐな思いを遂げるために親友を謀る。「親友を泣かせてしまった」てな言葉が松戸先生の口から出てくると、流石にすこししんみりっぽい。護衛の人外女さんたちのバラエティ豊かなエロ具合とか、死後に体を引き裂かれる契約を述べ立てるとことか、このジジイの特異な魅力が良く出てた回だったですかな。


てことでほぼ野沢那智オンステージのお話。敵の襲撃に対して小物感タップリにあがくとこなんざ満点。お供のナオン連れてビルの屋上でのやり取りとか、「このキャラらしい」歪みと美学があって良かった。死亡シーンまでがあまりに頼んないので「ははあ、こりゃなんかあるな」とは思いましたけど、ここで人の皮を使ってくのとはちょっと上手いな。


敵の蜘蛛女さんの声が、折笠の愛さんとか島津の冴子さんとか系のちょっと鼻にかかったロッポイ声。田村真紀さんって誰だ? と思ったら、ははあジャボリの人か。こういうしぇくしー系の人は割とニッチなので、ぜしいろんなとこでお耳にかかりたいものだと思いました。