寿司クイネル

●握り寿司って旨いよな、でも高価いよな、とグルメっぽいTV見ながら思うのである。いやまてよ、また自分で作りゃいいじゃん。あんなもんすっぱいメシにネタ乗っけりゃそれでいいんでしょ? ねえ? じゃそれ。


とは言い条ホンマモンのネタ使うとどっちみち高価い。なんか安ゥて旨そうなもんないかな、ってんでヅケマグロの切り身とローストビーフである。双方見切り品であって実に安っちい。ワシにはこんなもんがお似合いよ! 百均で酢をゲットしてさあ握るぞ握るぞ。てとこで回想シーン。もわわわん。


ワタシの同期にOさんという大きな人がいて、コワモテと長い台詞と料理上手で通っていた。昔このおっさんに握り寿司を振舞ってもらったことがあったが、この大きな人は手も大きかったのよね。よって「四五個も喰ったら腹いっぱい」という江戸期のプロトタイプ握り寿司のような代物が出来、やっぱ人間の大きな人は寿司も大きいのだなあ、と深く頷きあったのでした。旨かったですが。


とまあ、そういうことを念頭に置いてシャリを握る。形が悪いのは許せよな初体験なんだから。おお許すとも喰うのはワシだ。チューブのわさびっぽいものをなすりこんでネタを乗せ、ちょちょいと握って出来上がり。


では頂きます。もぐもぐ。はいでかすぎ。ごめんなさいO氏、ワシも同じ穴にて住まう者でした。っかしいなあ、これでも結構少なめにしたつもりなんだがなあ。酢がまだ残ってんのでそのうちリベンジ所望。あ、味はそれなりに良かったですよ? ってそれは素材のせいだすな。うん。


●Oさんは今職場のオヒシャルブログっぽいものをされてて、やはり大きな人は違ったものだ。染左さんとどっちが有名かしらん。