DtB

DARKER THAN BLACK・3話。不機嫌娘とダメ父親。彼らの間に溝を引いたのは何か。父親が過去のゲート調査によって見たものは何か。それを知るのは幻の如く蒼いホウセンカ。蒼い花は落ち、赫い炎が上がる。以下次号。…って感じ?


冒頭のシーンは相当にゴアかつショッカーで、その直後の本編との上手く繋がらなさも不穏な感じに一役買っている。電線に妖怪が走ったりタバコと時計が意味深に置かれたり、こういう異物感の挿入のしかたは上手いわね。んでまた駅までの人たちをわざわざ全部作画して歩かせてたり、異様に丁寧なんだよな。この地味なシーンにしては相当めんどくさいぞ。ここも「なんかあるんと違うか」という不安感が出てますな。


基本的には非情寓話に人情話が乗っかってくる構造のようだけど、今回のツンケン娘さんの造形は割合と普通に見られたな。父嫌いの理由とその屈折した表出が判りやすかったせいかも知れんです。とりあえずこのファイアスターターらしき娘がキーのようだけど…意識を失う描写が前回の「ドール」とほぼ一緒なのが気にかかる。この子もドールなのか。ってドールが何かよう知らんのですけどね。ま、次回待ち。