屍姫/ケメコデラックス

屍姫 赫9話。死に憧れ捕われる娘さん。今回は一応マキナさんの追い払いは成功したようだが、さて、なんかまた姫やオーリに付きまとってはエライ目に遭いそうな(≒死にそうな)雰囲気はあるな…っちう感想よりもまァ「すげえちちですなあ」に尽きますよね。とにかく振り向いては揺れ走っては揺れのばるんばるん具合なので、一応シリアスであるはずのマキナとの対話シーンなどもどうにもばるんばるん。いや、エエか悪いかで言うならグッドなんですがさ。


…まあ、ちょっとマジメに言うならば、「死」という腐乱臭漂うモノに惹かれる存在がひどく肉感的である、っちう対比はかなりミスフィットな効果があって良いトッカカリではある。とにかく「理想化された死」というキレイキレイな世界から一歩も出ない彼女の不安定さやアンバランスさ、その象徴が目を引きすぎるあのちち、でもあるんだろうな。いや、エエか悪いかで言うなら(ry


そしてオーリのお猫さまの正体。それは彼にとっての死であり、ちちお嬢さんの死よりも遥かに身近な異質性である。常にその猫と相対しているオーリさんの心は、未だその概念に縛られているということでもあろう。さて、今後この猫は消えてゆくのか/あるいは肥大してゆくのか。…マキナさんには見えてるようですけどね。ん、そこそこ良いワンクッション話ではなかったかな。


作画はガイナらしい手癖に頼った軽妙な絵でよろしかったです。うん、ワシ誉めてるよマジで?


ケメコデラックス! 9話。夏だ海だのサーヴィス回。シチュエーションにふさわしく、水着の人々を一枚絵でじっくり見せたりちちの谷間だったり腹筋横のくぼみだったりつやつやしてたりする話。…ちうか、ケメコ(エムエム)さんがイズミさんに対してでかちちのことを揶揄雑言するイワレは無いように思うが、どうか。別にエエか。


とまあ、にょしょうのおはだの合間々々に話を進める回。普段はケメコモードで傍らに人無きが若しで暴れているエムエムさんを、逆に三平太さんの保護対象、かつ水着要員として使うための段取りが(あからさまながら)効果的であった。


んで今回そこに襲い掛かるは能登声のバツ1メイドさん…ってこれまた狙ってくるキャラやなあ。どうもあのラストで三平太フラグが立ったようだが、どうか今後も無駄に状況をかき回してってほしいものである。えー、以上。