やっぱ手は臭い

●スーパーの見切り品を見るとまた殻付きのギンナンがあった。おおこれは僥倖、こういう時でもないと買いづらい食材。どうも割高なもんですからな。近場にイチョウがあれば取りに行くんだけど…って、確か大学になかったっけ? まいいや。とりあえず喜んで購入。


10個ほど焼いて、殻割って喰いました。ああ、ホッコリモチモチである。少し身が引けてるのもあるが、まあそれはヨシとしましょ。しかし折角のギンナンだ、他に喰い方はないかしら。炊き込み御飯とかできひんかな? 検索してみたら…うむ、ギンナン飯ってのがちゃんとあるな。よしそれイタダキ。


見てみると「まずギンナンを下茹でする」というレシピが多いみたい。灰汁取りとかの問題かしら。しかしうーん、めんどっちいのでそのまま炊飯器にぶち込む事にする。なあに構わぬ、どうせ喰うのはワシである。ワシの文句はワシに言えィ。てことで米と酒とギンナンと昆布だし、それに少々のごま油と醤油を入れて炊き上げる。個人的にもち米があったほうがいいんだけど、まあ水分少なめにするので勘弁しなさいワシ。


さて出来上がりにて頂きます。…むむ、ちょっとおこげが出来てエエ感じ。そして旨い。この微妙なモチモチ感は他の食材にはありませんねえ。秋だなあ秋。もう冬だけど。そこは気で気を養え。


…ま、確かにギンナンだけ別調理して最後に混ぜ込んだ方が調った味になったのかもしれまへんけどな。エエねん。