武装錬金/蒼天の拳

武装錬金9話。秋水と桜花の双子姉弟来襲。…なんかどっちも行ったっきりの鉄砲玉キャラな名前だなあ。橘花という妹さんとかは居ませんか? そうですか。


名前どおりに触れなば斬らんといった風情の弟と、同じく道理をわきまえしとやかな姉。登場時よりこいつらが敵であることは明白である構成は妥当ですね。なかなか魅力的(かつ背徳的な匂いもする)キャラで、次回のへ引きも楽しみな流れでした。


毎度ながら詰め込んだ構成なんだけど、エピソードの一つ々々の歯切れが良く、また各々がやたらピーキーで目立つのでせわしない感じはしなかったな。今回は中盤の戦闘…もとい銭湯シーンですね。女子よりも男子の描写の方に遥かに力を注がれている。この作品らしいバカさ加減でよろしい。そーか、秋水さんのちんこは美しいか。そーか。


蒼天の拳8話。黄の退場、そして残った紅華会幹部の始動。そこに絡んでくるはフランス陸軍のキザ男。今回のヒキである「あの男が生きていた!」まで、ちゃんと人間関係のうねりで見せた話だった、と思う。今までと比べるとね。


黄の死はなかなかの見せ場になっていた。死の寸前まで命乞いしたり隙見て斬りつけたり、「俺の罪を赦したのは神だ。神が悪いのだ」と言い放ったり、非常に間の抜けたことをつぶやきながら死んでいったり。この男の情けなさや死という事象の無常さ、それらが仕事人っぽい盛り上がりとBGMで演出されてて良かったっす。定番の強さだよね。直後のフランスキザの台詞が余計に思えたくらい。


…しかし冒頭の茶風林さん、ビックリして「ズビスバー!」ホッとして「パパパヤー…」ってああた。ゲバゲバなネタやなあ。