人生地図一直線

●カーナビ過信で車ぶっつけた事件が今月二件。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000167-reu-ent

どっちもドイツ。判りやすい。何よりもロジックとシステムを愛し、理論と現実が食い違うならそれは現実がおかしいのだと言わんばかりのストーンブレイン。ああ、こういう人になりた…くはないが、ちょっと憧れる。


●「タヌキが地図を見ながら、『俺たちがいるのはあの山なんだぜ』」
小沢正「たぬきのイソップ」の一文。安野光雅「算私語録」より孫引き。


●ワタシはそれ以前に方向音痴なんですよね。慣れてる道から一歩外れるともう判らない。以前車旅行に同道した帰り道、当時住んでいた社員寮に送ってもらうのにも一苦労だった。普段アプローチする方角と反対側から寮に案内したのだが、あっちへ迷いこっちへ逸れ、しまいには友人に「お前は低脳であるのでダメだ」と言われてしまった。


多分、ワタシの頭の中には地図が無いのだと思う。ある地点からある地点までの行き方メモのみがあって、それはほぼ純粋にリニアなプログラムなんだろう。タバコ屋が見えたら右に曲がり、しばらく行ったら坂を下り…って感じの一本道制御。よって、反対側から家に案内しろって言う方がわりいのである。そうさわりいのさ。