●XXXHOLIC・18話。酸漿に引かれて百鬼夜行参り。人ならざる者たちの世界にて、人はただ周章狼狽、蹌踉と慌てふためくのみ。ワタヌキさんたちはそこで、何を見て何を得るのか。
百鬼夜行のシーンはホンマに「うわあ」って感じで目を奪われた。リピートもなく延々と通り過ぎていく異形たち。妙に平面的、かつ現実離れした動きが凄く印象に残る。スタッフロール見たら宮澤康紀の名が。…間違いなかろうなあ。
相変わらず話の進め方は「最初に侑子さんが部分的な真実を示し、それに従って行動したらトラブル発生、最後に侑子さんが出てきてシメ」というパターンであんまし好きになれないけど、今回は雨蘭咲木子の猫やら池田昌子の世界樹もどきやら狐の子やら座敷童やら、大盤振る舞いのゲストキャラのおかげで華のあるエピソードではありましたな。
でも、カラス天狗どもよう。女主人の命に対して「イエッサー」はねえんじゃねかなあ。女性に「サー」てあんた。戦前の米陸軍じゃないんだから。
