ケロロ/ラグーン

ケロロ軍曹。久々登場の日向ばあちゃんである。…京田尚子、元気やなあ。この方ってお婆さん役のイメージが強いんだけど、ポパイのオリーブもそうだと知って割と驚いた。そーかー、あの高音も京田さんの一面なのか。若手の頃は、ヒロインとかやったりしたのだろうか。それとも菅井きんのごとく、若い頃からとっしょり一直線だったのか? …幕末太陽傳の時のきんさん、30歳そこそこやぞ? 信じられん。


横道それた。ケロロでした。前半はソラリスみたいな深層心理探り宇宙人でほのぼの話。各々の苦手な存在を具現化というネタで、タママだけ「ネタ思いつきませんでした」てな処理だったのがかわいそう。か?


後半はタママ話。の割に、あんましタママメインにならなかったのでやはりかわいそう。か? お盆で帰ってきた香具師の爺さんが、亀と出会って心通ずるというこれまたほのぼの話…なんだけど、見ようによっては「亀つりの爺さんと亀がグルでした」という話にも見えるなあ。…ワシ、心汚れてる?


ブラック・ラグーン7話。ロック&レヴィはじめてのおつかい、である。「甘ったるい建前」のロックにイラつくレヴィ。ロックはその焦燥に対し、真正面からの甘ちゃん思想でぶつかってゆく。ラスト、「タバコの火を貸す」というシーンの官能性は何なんだろうね。お互いに首を傾け、唇を寄せ、ゆっくりと吸う。うむ。


その前の一触即発の口論も、結論はロックの「お前が好きじゃー!」にレヴィがたじろいじゃった、という形なんだよね。ここをポイントとしての「あれ? ラブアフェアの問題になっちゃったよ?」の空気感の変化が実に見事でした。…本人たちは多分、そんなつもりはないんだろうけど。


商売相手のアフロスケベ・バラライカ姐さん・アイパッチシスター。どいつもこいつも濃いキャラで宜しい。…うーん、こういうワキキャラのほうが雰囲気あるね。あとロックさん、ポーランド人の電球ギャグは定番だから、無視されても気にすんな。な。