コードギアス/ケロロ

コードギアス 反逆のルルーシュ6話。先週見逃してしまったがまあいや。学園ドタバタコメディ編。大事な大事なヘルメットを、あろうことかおネコ様に取られてしまって大弱りのルルさんである。ノリとしてはアレやね、シリアスマンガの主人公が番外編のギャグマンガに出演させられて「こんなの私のキャラじゃなーい!」と吼えるっていう。ネコを追いつつ「こんな時テロリストどもがいれば包囲作戦を展開できるのに!」とのたまうルルさんであり、頭の状況もギャグモードになっておられますな。


このスタッフはこういうシットコム的な構築をさせると流石に上手いもんですね。まごうこと無きキーアイテム(この場合はネコ)を芯にして全ての事象を展開させ、その上で初期に示された別の懸案事項をも解決させる。王道ですな。アイキャンディもヘボギャグもちゃんと考えた上での賜物って感じがする。まあ、この状況でもっと凝ったシカケを組んだりさらにエスカレートさせたりというのも見たくはあったが、それは流石に作品的な分を超えるか。


そういうコメディエピソードを受けて、次回への繋ぎとしてシリアスエピソードを突っ込んで今回のシメ。上手いもんだ。谷口組たる若本規夫の狂的演技も見所だが、あのおさげメガネっ娘の動静に注目すべきかな。今後の展開のジョーカーとなるか否か。


…しかしまたピザハットの作品内広告が出てきたが、何でしょう、ロボアニメにはピザ広告ってのはエウレカ以来の伝統にでもなったのか? どう見ても浮きまくってるようにしか見えないんだがな。


ケロロ軍曹。前半は季節ネタの七五三話。ケロロ世界のおガキ様ってことで、カララとチロロの迷惑コンビ登場。ついでに良く判んない理由でコゴローとラビィも登場。声優ローテの都合みたいな投げやり登板がなんか可笑しかった。


途中のムリヤリな水着シーン、小雪さんと夏美さんのちちの差がハッキリと描き分けられているのがよろしい。巨乳ケロロとか貧乳タママとかはまあエエとして。あと「レオニード・アルモドバルです」というクスグリはちょっと笑ってしまった。あまりに微妙すぎて「何故映画監督が?」って本気で思っちゃった。居たなあ、そういうVガンキャラ。


後半はギロロが愛人にケツを舐められたり、モア殿が藤原啓治を口に含んだりするプレイの話。藤原啓治はその上で噛まれたりするのが好みらしい。ツウやな。それはともかく、稲の生育描写とか米の研ぎ方とか、かなり本腰を入れてリサーチした教育映画であってちと感心した。ゲストキャラは前半の使い回しでしたけどね。檜山の「光になれ!」が聞けたので良しとします。