●ゼーガペイン19話。舞浜サーバに迫る危機。それは裏切りと欺瞞によるものか。そしてとうとう消滅するサーバ。友人。世界。しかし、舞浜は…無事！？ 何ゆえ？
つーことで、生徒会長とシズノ先輩による一大作戦でご一席。舞浜サーバ自体を餌として敵の情報を釣り上げようって作戦ですが、「敵を欺くにはまず味方から」カラーのあまりの濃厚さには、そらパクロミ兄さんもディナーで糾弾したくもなろうというものだ。
今回は「現実感の希薄なレストランシーン」と「緊迫した現実の戦闘シーン」の対比が面白かった。シズノ先輩と生徒会長が各々の舞台でしっかりと「疑惑者ロール」を演じてくれてるので、シーケンスの緊張感がエエ感じに締まってますね。
…などと言いつつ、次回予告ではシズノ姐さんが（ケツを意識させつつ）自失しれるみたいであって、ツンの後のガックリが見られそうですけどね。ツンガク。さて、真実に隠された哀しみとはどんなんかな。
で、なんで最後の晩餐レストランでは中華姉妹がメイドしてんの？ あと、アリカさんはこのテのDVDの専属CM俳優になったのかェ？
●財前丈太郎4話。タイトルもうこれでいいや。丈太郎さんは会社に恨みありのオンナをコマしたり、首相をエロ写真で脅したり、ゴルフ場で煙幕やリモコンカー使ったりと大忙しである。これからも頑張っていただきたい。草々。
ま、今まで通りツッコミ所のみで構成されてるような本作だけど、敵味方の構図が出来上がってきたので見やすくなってはきましたね。ただ、そうなるとファーストインパクトに慣れちゃった視聴者を引っ張っていくには少々…その、力が足りない作品だからなあ。
この作品の特徴である「画面の余白にいきなり別の絵を挿入する」という手法。漫画的な迫力や勢いの表現以前に、「ただのシュールな画面」になっちゃってんだよな。作画枚数削減にも役立ってんだろうけど…。
