夢の話は誰も聞かない

●日々暑く、夜々暑い。「ちょっと涼しくなったからクーラー切って寝るか」と思ったら朝方になってクッソ暑うなって再度スイッチ入れたり、入れたら入れたで温度下がりすぎてまた切ったり、とまあ眠りも浅くなろうというものだ。おかげで最近はヘンテコな夢をよく見る。見た端から忘れてっちゃうのが残念だけどなあ。てことで、覚えてるうちに書き付けた夢が下記のもの。


●夢を見る。ワタシはどっかの軍の特殊部隊にいるらしい。ブリーフィングルームが何故か実家の風呂場横の土間であり、百戦錬磨の兵どもが風呂上りの湯気をホカホカ上げたりしつつ物騒な戦術を練ってたりする。


そのうち敵のある人物についての話になる。ベレー帽に口髭、禿頭に鋭い目のコーカソイドといった外見の危険な男、敵味方からはただ少佐と呼ばれている…という内容。なのだが、この夢は何故か「英語版」なのである。どうもこれ、誰かがやっているゲーム世界という設定の夢らしい。なので下に日本語で字幕が流れている。


そして件の敵さんについては、英語ボイスではハッキリと「メイジャー」ちうて少佐呼ばわりされてんのに、日本語字幕では何故か「石鹸」と翻訳されている。「そう、最も留意すべきは石鹸だ。彼は危険だぞ」とか、どうにもシマらねえのである。どうやら彼が常に肩にかけているタオルからふんわり石鹸の香りがしてくるから、らしい。やっぱりシマらねえのである。


そうこうしてるうちにブリーフィングは終了、今回の作戦の舞台は実家の裏山である。同僚には高校時代の友人とかガキの頃に懇意だったよろず屋の店番おやじとかが居る。直属の上官はジェレミー・アイアンズ(声は堀勝之祐…って、英語音声だという設定はどこへ行った?)であり、頼りになるような怖いような。


ま、その作戦ってのはみんなで匍匐前進するだけなんだけどね。どうやらある一定以上に頭を上げると鳥が頭に止まり、それを目印に狙撃されるらしい。上空を舞う白い鳥を見上げつつ、我々はジェレミー軍曹のケツを追ってただひたすらに這い進んでゆく。そしてスタッフロール…って終わりかい! そこで目が覚めた。