獣王星/ARIA

獣王星6話。新章突入、トールのお声も高山みなみ堂本光一と少々ムチャな声変わり。堂本さんも凡百の素人声優と比べればシッカリした演技なんだけど、サードとの対面会話シーンになると流石に少々辛いかな。今んとこ。


しかし今回、状況説明や恋愛模様やしこたま詰め込んでんので、展開が今迄にもまして早い早い。ゲストキャラのトップさんもあっという間にお亡くなりだ。いや、あの短時間でよくキャラを掘り下げたとは思うが、いろんな事がありすぎて紛れてしまったなあ。2話程度の時間が欲しかったところだ。


登場一発目こそエライ威厳で出てきたティズさん。別に以前のサイズでも良かったなあと思うでかちちはともかく、怒ってトップをぽくぽく叩くシーンは「ああ、変わらんなあ」という感じで良かったですね。


狼藉者として出てきた当面の敵、正体は以前の恩人たる中井和哉だったか。…てっきり生き別れの弟さんかと思いましたぜ。


ARIA・7話。この作品の大きな一面である異世界奇譚の回。こっそり抜け出す社長を追ってったら、おネコさまに騙されて右往左往、という。…ちょっとそういう話多くないすか? この第2シーズン。


冒頭で風を浴びてもさもさしてたり、ゴンドラに一人(?)でぽつねんと乗ってたり、社長の細かい描写が良かったっすね。ネコ集会から帰ってきた時の社長、装身具もなしで四脚歩行。このシーンだけ何となく「人性」が欠落してる感じが出てたように思った。


ネコの世界へと通じる彼我境界の描写、風車とか逆光の廃屋とか、なんか妙に押井っぽかったな。それともまた別に元ネタあるのかしらん。