吸血鬼すぐ死ぬ/境界戦機

●吸血鬼すぐ死ぬ・6話。Aパートは吸血女帝誕生、B・Cパートでドラルク御一族のお正月。どんどんキャラが増えてきてギャグ・コメディの勢いが増している状況であり楽しい。何かにつけ、ほぼ説明無しに背景で砂になってるドラ公が可笑しい。女帝に花澤香菜・ドラウス父さんに速水奨・じいじが中田譲治、という「ぼくのかんがえたさいきょうのきゃすてぃんぐ」がなかなかに恐ろしくて、次回登場のY談おじさんがどうなることかと今から楽しみ。地味に小平有希のゴルゴナおばさんがエエ演技で良かった。あとロナルドさんのわき毛描写を絶対に欠かさないスタッフに執念を感じる。

●境界戦機・6話。第三の仲間登場、何故か陶芸少女。そのお付きAIにあっては少々性格に難あり…という話。飛行特化の機体で敵軍の前線をみるみる壊滅させてゆく状況を、実戦闘とモニタ上の2層レイヤで見せるアクションシーンが今回の見所。なんやかんやでコンスタントにこういう絵を見せてくれるのがサービス精神豊富でいい。あと単独(に近い)行動状況下だとマシンには整備・充電に不自由があり、主人公たちはくさい…という、その辺のディテイルを話として盛り込めるのはそこそこ長期に尺取れる作品の強みだわな。