●コードギアス 反逆のルルーシュ19話。主要2カップルで南の島大作戦…いわゆる「島編」ってヤツ？ 確かに、絵的にもちょーっとだけ微妙なとこがあったような気もするが。まそれはそれで。
キャラとストーリーの掘り下げも行いつつ、ヒロインたちは裸だったり肉体労働はからきしなルルさんを見せたり、実にソツの無いサーヴィスぶりで感心しきりであります。その二つのラインが交錯する台詞が素っ裸カレンさんの「今更隠す気はない！」なんだよね。見事である（エロい意味でも）。
んで新たなご兄弟王族のシュナイゼルさんですが、イヤミなくらいにエエ人格（表面的には）というこれまた上手いキャラ造形。ギアス関連らしき古代のなにやらを絡め、ついでにニューマシンのお披露目もこなす。新メカが飛行可能なのはお約束。ギャリアやね、って古いか。
どちらかというと谷間話だったと思うが（ちちの谷間話でもある）、どうしてどうして外さないね。上手いものですな。
●Project BLUE 地球SOS・8話。敵宇宙人は地球気候の改変というエライ手段で攻勢に出る。原因たる南極の不思議タワーに侵攻のインヴィンシブル号。一方でビリペニ組は、猛吹雪のお屋敷に取り残されるというデイアフター何とかみたいな状況でどうしましょう、というお話。
どうやら敵は単なる宇宙人ってだけじゃなく、何か人物の影もチラリホラリと見えるようですな。ジェームズは宇宙人のDNAを移植されたとか、そんなノリかしら。少々フィラーエピソードっぽい臭いがするが、なんかバカ展開でもあると嬉しいな。いや、謎の博士がフィラデルフィアエクスペリメントに従事してたってだけで充分バカでいいけれど。…この「地球」でもそういうのがあったんだ。
事件のカギを握る不思議娘（のオリジナルか？）が、絵に描いたような思いつめメガネっこなのでちと頬が緩んだ。黒髪ストレート。あと細かい事だけど、長々と喋った直後にタバコのケムを吐くじいさんはヘンだったよ。どんな肺活量だ。
●ケロロ軍曹。さようなら赤ダルマの巻。まー誰がどう見てもお話のオチは判りきったァるのですが、純情にして不器用バカなギロロ（中田譲治）のワチャワチャぶりを堪能するのが目的なのであって何も問題は無い。いや、あのバレバレなフェイクエンディングでさえ美しいですよ。うん。
ちょっと作画が安定しない状況だったけど、夏美殿のヘアスタイルがなんとなくいつもとシルエットが違うのが（意図してんのかどうかは置いといて）なんか新鮮じゃった。夏美殿のギロロへの告白もどきも結構なだましで良かったし、そういう擬似デレっぽいシチュエーションも良かったのかも。がんばれギロロ。たまにはネコさんにも振り返ってやれ。つーか、ネコさんもまたキャミィ化してくれんかな。
あと、別れのシーンにおけるクルルの「ここで泣かないとイヤな奴だって言われそうだから、泣かないぜ」って台詞のひねくれっぷりが最高だったなあ。
