鶏皮モツ鍋

美味しんぼに出てた鶏皮鍋。鶏皮を炒めて脂を出し、軽く洗って酒に漬けといた鶏レバーと砂ずりを加えてちょっと火を通し、酒・醤油・ゴマ・ゴマ油・にんにく・とんがらし・中華調味料と野菜加えて煮る。元ネタは鶏皮とモツ、あとは酒と醤油だけだったけど自信がないのでいろいろごまかす。結果旨かった。少々の内臓的クセもこれはアリっちゃアリかもしれないし、アク取りなりなんなりをもう少し徹底してスッキリさせてもそれはそれで良さそう。ワイルドにいくならとんがらしをもう少し利かせてもいいかな。次はハツとかも入れてみよう…っつーか、鶏レバーはクセそこまでないけど鍋で使うとそれなりに曲者だな。今回量的にちょっと控えめでやったけど、鍋のダシとしてはともかく具としてはこの程度でエエかもしれん。

 

メガロボクス/ゴジラS.P

メガロボクス2・9話。嵐の前の静けさとして嵐が来て去る話。リュウは師のユーリと同様にボクサーの道を断たれる。それでも落ち着いて前向きな彼の態度が余計に痛々しくもある。一方のマックはもう一度リングに立つ決心をするが、しかしこの試合は多分荒れることになるわなあ。何もかも無くした旅人となるのか否か。…前作通じてあまりあからさまな悪役ってのは出てこなかった(ヤクザ屋さんみたいなのは居たか)けど、脳チップを推進するサクマさんはこれ、割とど真ん中に悪役立ち位置だねえ。「人を道具みたいに」見ていることを自覚してんのがタチ悪い。ジョーとの試合を通して、彼がどういう変化を見せるかってとこでしょうけどね。ジョーは…死ぬのかなあ?

ゴジラS.P・10話。思弁者たちのパートはどんどんと核心…破局への真実へと向かいつつあるようだが、それでも我が通りすがりのヘッポコ頭脳では「えっ何…ああなるほど…えっ何」レベルではある。それでもなんかえらいこっちゃ的な雰囲気を醸し出してくれてるのはいい演出だと思います。とりあえずユンさんはちゃんとメイさん誘って東京デートをするべきだと思うのだが、この「古文書」を見るだに葦原がユンさんの成れの果てって予感はぬぐい切れないなあ…。

んでもってリー博士はどうなったの? 直接描写されず、メイさんの深い目のクマとか過去回想らしきおぼろげな啓示だけなんですけど、マジお亡くなりなの…? メイさんとシヴァ、あるいは視聴者を上手い事結ぶ存在だったのでこのまんま退場はすげえ悲しいんですけども。あとゴジラパートはメインテーマと共に本格覚醒して、シンゴジの水平ビームに至る。前回のできそこない輪っかが重なってキッツイカタストロフに繋がるシーンはなかなかの怖さ。しかしまだ、各要素がつながらないなあ。怖いようなじれったいような。

 

タンドリーチキンもどき

●ゆうめしはタンドリーチキンもどき。過去何回か作ったはずなので日記の過去分検索してそれ見つつ作る。鶏モモ肉を加糖ヨーグルトに塩と胡椒とニンニクとショウガとカレー粉とクミン入れたので漬けておき、焼いて喰う。今回焼くのを「フライパン弱火30分焼き」でやってしっとり感を出してみて、なかなか美味しかったんだけど、タンドリーチキンにそれを求めるのが正しいかどうかはよく判んない。あと残ったカレー風味ヨーグルトは、ドライカレーに炒めなおしたら旨かったと過去日記にあったので、じゃ再利用しようかなってんで冷凍しました。いつ喰うかはよく判んない。

 

バック・アロウ

●バック・アロウ・21話。VSルドルフ一旦の決着。神の手先選帝卿は、人間最強の男・凱帝ゼツとの相打ちにより何とか退ける。まあその死が確認できないってことは当然まだ生きてんでしょうけども、さて…次に現れる時はその強さを維持できているかどうか。上司の神さんの強さを見せるためにあっさり死んだりする役割だったりしてね。本編はビットさんの切り札としての大馬鹿活躍(このための小野賢章ですな)も大馬鹿でいいが、最後の最後で再登場したシュウさんが全部もってっちゃったなあ。…一回り大きくなりましたね物理的に。そらレンさんも「なにこれ…」っていうわな。

 

ネット断絶の俺

●しばらくネットがダウンしてた。あれっと思ったらONUがメインのLED以外全て消灯してて、でもちょっと時間置いたらなおるかなって思ったけどそうはならなかった。

しょうがないのでプロバイダに連絡…連絡一つ取るのでも一苦労だなこのやろう! といろんな面でひいひい言いつつ、何とかサポートに渡り付けたらONU自体を交換したらなおるかも…ってことで新規装置の到着を待ちつつ、ネットはスマホメインでちまちまと行う。でも俺ってばやっぱパソがないとだめなのだなあ、という認識を新たにしたのである。

まあそんなことを経て先刻新たなONUが届き、これ接続してもそれ以外の原因だったら無駄なあがきだよなあ…と思いつつ設定したらネット繋がった。マジでONUのダウンだったのかー…。「なんもしてないのにこわれた」ってヤツですな。そういうこともあるのだ。

ともあれ、こうして常時接続環境に復帰できたのでよしとする。…あらためて、ネットなるものに依存してんんだなあ俺…。

 

ゴジラその他

ゴジラS.P・8話。冒頭のゴジラっぽいものの大スケールと、ユン達が出会う人間よりちょいデカいサイズのネタ。これがゆくゆくは統合されて大カタストロフになるんだろうか。カタストロフはもう一つのスジ、メイさんが介入中の葦原の頭の中=高次元を含んだ特異点の競合体、のキーワードでもある。時間をずらして積層させて同時に走る高次元コンピュータってのもスゲエ話だが、どこまで集積できるんでしょうなあ。プランク時間のスケールまで細かしくできるならそりゃ、神をも超える代物にはなるでしょうけれども…しかしそれは崩壊する、と。ふうむ。

ユンさんの直面するヤシガニのでかいのはこれ、クモンガとかかな? と思ったら中からヘドラっぽいものが出てきた。さあどうするってとこでヒキであり、相変わらずクリフハンガーが上手いことだ。しかしジェットジャガーユング、どんどんあざとかわいくなるな! 鉄の体に釘宮声となると鋼の弟思い出すが、ここまでキャラと自我が立ってくると…ベタな流れだとこれ絶対自己犠牲で泣かすクライマックスじゃんね。やだあ。

●SSSS.DYNAZENON・8話。優性思想の人たちに把握される前の怪獣を得たならどうするか。怪獣のもとになるなら殺害すべきか。そんな逡巡のついでみたいなネタとして提示される、ヨモギさんが怪獣使いであることへの特性。アレっすかね、シズムさんがこっちに接触してきたワケはひょっとしてよもさん目当てだったとかっすかね。そんな不穏ネタの上にチセさんの「石」がすっげえ育ってる描写入れ込んでるし、ひょっとしてヤバいの? これ。…そういやナイトくん陣営も怪獣側だったし、ヤバいんすかねこれ。いやヤバいという状況の内容はよくわかんねっすけど。

最終的にはバット振りぬいたようなカタルシスを形成してくれるとは思うけど、今んとこ掘り下げて描写されてんないヨモさんがなんか危ういな。まあそれはそれとして、ムジナさんがオニジャさんとなんかすげえなじんでんのがほっこりはする。するけど、このまんまは終わらんだろうしなあ。とにかく一見乱暴者っぽいガウマさんがいちいちエエ兄貴してんのがほっこりしつつ「いなくなったら悲しいな」という情感を誘う。どうなることやら。

●バック・アロウ・20話。シュウは消滅し(ホンマか?)、リュートは崩壊しかけ、ルドルフには誰のどの攻撃も通用せず、アロウは世界の破滅者の役を無理強いさせられる、というヘコみ展開が前半。てことでそっからの物語的復活ラインだが、「凱帝ゼツが若返る」「アロウを武器としてゼツが使う」「グランエッジャが巨大ロボに変形する」というゼエタクな展開つるべ打ちのトリがビットだよ。タメにタメましたなあ。毎度ながら盛り込みが過ぎてトッピング全部乗せカレーみたいな脂っこさである。しかしいつか出るだろうなという期待の経ての堀内賢雄の若者演技はやはりいい。…若ゼツさん、首ふっといな!

メガロボクス2・8話。王者リュウと勇者マックの試合はマックのの勝利というそんな図式。ちょっとしたヒネリってのがこの場合、恵まれたレールの上に乗る王者と庶民からのヒーローという状況下で、主人公の対岸側に据えられてキナ臭い属性を付与されてんのがヒーロー・マックなのよね。その裏にあるのが巨大資本の思惑って時点で、この図式そのものがある程度の偽りをはらんでんですけども。…お嬢はどうしてもそっち側とからむことにはなるんだよなあ。しょうがないわな。あと、状況が状況ではあるんだけどガード無しで淡々と話してるジョーとユーリのシーンがいい。お互い同じ高みを目指した者同士だしね。

ゴジラS.P・9話。攻撃に反応してゴジラは自分のテーマBGMと共に目覚める。まだ我々の知る「あの」形態ではないからか、未だ前奏部分だけだけどね。紅塵を盛大に巻き上げて咆哮するゴジラの頭上には紅い紅いキノコ雲が立つ。それは「破局」の始まりだろうか…というところ。この破局ってのは単なる世界の滅亡ではなく、どうも時空間自体の消滅とかそんな無茶苦茶な崩壊のようだけど…シヴァの面々はそれに対してものすごく意識が軽いのだなあ。何だろうね、自分たちの研究を進めてりゃそんなもん何とでもなるという意識なんだろうか。一人わちゃわちゃしてるメイさん(とリー博士)の方がおかしいのか、という気さえするよ。

破局の一側面らしきクモの大軍から何とか逃げるユンさんご一統。ギリギリの状況ながらみんなと共に、ジェットジャガーも逃げられたことで今回はホッとする。声質とイントネーションのおかげで危機感が薄いんだけど、ここで退場してほしくないもんなあ。いや、最後までしてほしくないけど。とにかくレギオンソルジャーみたいな蟲相手にばったばったの大立ち回りがかっこよい、っつーか頑張れ頑張れと応援してしまった。いいパニック映画だねえ。

●SSSS.DYNAZENON・9話。ここまで引っ張ってきたチセさんの不穏な怪獣の種が、なんか割とエエ感じにみんなに迎え入れられた。黄金の竜ゴルドバーンは、ダイナゼノン及びグリッドナイトと三重…まあそれ以上のアレコレな合体やらかして敵のオーイシマサヨシっぽい人の怪獣をぶっ飛ばす。…なんかこう、負の感情育てて抜き差しならない対立を生み出すかなあと思ってたんだけどなあ。いや、みんな最後に花火で打ち解けてよかったね。…ヨモギさんの怪獣への親和性はそのまんま先送りだけど、こう見るとどこまで事を荒立てるのかはよくわかんなくなってきた。ギスギスしなくていいんですけども。

ガウマ隊長が怪獣バトルの危機中にも、ヨモさんとユメさんの関係性気にしてビームでツッコんでんのがすげえいい兄貴してるなと思う。実際ユメさんの姉をめぐるクエストはとても閉塞的な感情をもたらしているのだが(策越しに檻の中のようなカットで判りやすく演出するのがいいと思った)、その辺乗り越えてヨモさん…とチセさんがぶつかっていくのが青春してて好ましい。何とかみんな、明るく前向きに終わってほしいなと思います。怪獣優性思想の人たちもそうなんですよ、それはホントに。

 

メガロボクス

メガロボクス2・7話。ユーリの弟子・リュウとパブリックヒーロー・マック。この時点ではどっちにもクリーンな闘志のみがあり、今までのようなダーティーさや後ろ暗さはあまりない。いや、ちょっとあるんですけどね。リュウの方はかつてロートル・ジョーから望まない形で勝利を得たことの呪い。半ば以上はジョーへの理不尽な恨みであることは承知の上で、あんたには貸しがあるとぶちまけるリュウはある意味正直者なんですな。それに答えてキッチリとスパーに喰らいつくジョーも大人である。この点に関してはユーリの方がちょい見識が足らんかった、んかね。笑ってそれを認められるだけの人間的な大きさがあるのではありますが。

さて、マックの方。かつてのムラがあるファイターが紆余曲折を経て今や一流メガロボクサー…ってのはともかく、脳内インプラントってのが物語上のシカケになりそうでなんか不穏。絶体絶命のピンチにインプラントによる精神補助をぶち破ってラフファイターに、ってな展開がベタなとこだろうけどねえ。それでもうまいこと、お嬢の意志を尊重する話運びになってくれるといいんだけど。…ジョーを凝視してたの、そういうシコミの気がするんだよな。