気になったのだそう

●「だそう」が気になった。テレビや動画なんかでのナレーションで伝聞体のシメとして付される表現であり、別に日本語としてことさらヘンテコでもないが多少違和感はあるなって程度なのだけれども、昨今はほぼ定番みたいに出てくるので違和感を覚えたという次第。こういうケースは私のアンテナが低いだけで、すでに議論も何も済んでるとこにのこのこ私がやってきただけってな状況が大概だが、検索してみたらまあそのまんま。数年前からフッツーに話題になってました。すまんねえ。

それにしても「だそうです」じゃダメな理由って何なんだろうね。いやワシも「だそう」の方がことさら劣ってるとは思えないしそれはそれでいいんだけど、ここまでキレイにシフトしてってる理由がイマイチ判んない。「です」という丁寧語にどんくさいイメージでもあるのかな。この辺包括的に解題した言説がうまいこと見つからなかった。…めんどくさいのは、私自身「だそう」を是とする感覚が言語化の手前レベルでなんとなーく判るって気分があることなんだよねえ。何でしょうね、これ。