ヘルク

●ヘルク・9話。ヴァミリオさんのヘルクに対する敵対感が少々弱まってきたところで、ヘルクの致命的な状況を提示してさてどうするか。もとより仲間とする面々には強い相互感情を持つアンさんだし、なるほどここでその「情」にチャレンジをかけるのか…って方向にはまだ行かないわけだわなあ。「何故だ…何故!」の後のセリフが何故お前がここに居る、ってとこでベタ過ぎて笑ってしまった。うん、こっちの負け。上陸後の敵対的種族の肩透かしネタもよろしい。

ともあれ本筋はその敵対的種族…ではなくて、それを脅かす「トースマン」なる蛮族との戦い。凡百の種族がいきなり暴力に目覚めたってとこで、なんとなくヘルクと人間/翼の兵士のことを想起させるけれども、さて根っこが同じなのかどうか。ヘルクの腕力で一発解決、ってことになるかどうか。その辺はまあ次回。