デカダンス/プリテンダー/富豪刑事

デカダンス・6話。カブラギさんは何故かスクラップにされず矯正施設送りになる。…この処遇もなんか裏がありそうだが、まあともかく。矯正施設ってんでどんな非人道的な処置を施されるかと思ったら割とプリミティブな…っつーか帝愛の地下労働施設みたいなとこだった。んでもって絵柄がアレなのでどことなく牧歌的ですらある。つーかケツに突っ込まれてバラ描いてんじゃありません。まああれこれバトルあって地上に別アカログインするのだが…ってとこ。このサルコジって便利キャラ、何なんでしょうね。ちょっと怪しい。うえだゆうじだし。

●GREAT PRETENDER・6話。数年のムショ暮らしを経ていかにも真っ当な更生的心境に至る枝村さん、のシーンは…ねえ。この作品にこうして置かれると何をどう見ても騙されの仕込みに他ならない。ていうか、枝村さんは他の詐欺師連中に比べてやっぱり「甘い」のよね。それが強みになればいいんだけど、今んとこはまだまだ。つーか、ローランが彼にヤケに拘泥するのは何故なんだろうねえ。ともあれ今回はレッドブル・エアレースみたいなのを舞台にする詐欺作戦、そのイントロダクション。にしては冒頭のモトクロスレースやヒコーキのアクションやら八百長格闘試合やら、やたらと気合が入ってて飽きさせんのがエライ。あとあの整備工おやっさん、声が多田野曜平だから工藤さんと関りがあるんかと思ったらそうでもないのか。単にイーストウッドっぽい感じだから、ってことかね?

富豪刑事・5話。さる国の大統領と閉じ込められて危機一髪の大助様である。今までほぼ万能だった彼のヒュスクさんに「あなたにその権限はない」と返されたり、昼行燈っぽかった仲本長介さんの妙な面が見えたり、と少々胡散臭いことになってきてるのかな。あとあの爺さん清掃員が謎の関係者アイテム持ってて、ははあこれは縮緬問屋のご隠居とか貧乏旗本の三男坊とかそういう世を偽る仮の姿系の話だな! と思わせてのあのひでえオチが良かった。そのおかげで皆さん助かったんですけどね!