大豆バーガー

●酔っぱらってローソンに寄ったら大豆原料のカツバーガーなるものがあった。こういう代用食品にどうも弱い。コンビニバーガーとしてはそんなに安くないんだけど、買ってしまった。ウチ帰ってレンチンして喰う。ふむ…これはカツバーガーとして違和感がないな。バンズに大豆カツを挟んだだけというたいへんシンプルな作りなのは、ごまかさずこの具材を味わってほしいということでもあろう。んで味としてはほぼソースとケチャップと辛子の味であり、逆に言えば大豆々々した妙な味はしない。そしてカツ自体の厚みがけっこうあり(1㎝以上)、食べ出がある。これ、俺のような大雑把な人間ならば言われなければちょっと厚めのカツバーガーとして普通に喰ってるわな。

しかしこの…食感というか味わいというか、どっかで喰った記憶があるんだよなあ、と考えてて思い当たった。こことは別の百円ローソンで売ってた謎のメンチカツ。二つで百円、原材料見てもなんだかよく判らない大豆由来の何かが主成分のもの。あれは流石にここまでガッツリしたもんじゃなくてもっともっと安っぽいものだが、食感と後味にどことなく共通点がある。なるほど…世の中はもうここまで代用肉テクノロジーが進歩してて、かつ庶民の手に入るところにまで来てるのねえ。

ちなみにカロリーはけっこうアリアリで、そらまあバンズと揚げた衣の構成物ならそらそうなるわなという。ヘルシーとかダイエット目的にはあんまり向かない。肉アレルギーとか菜食を主とする人とか、あるいは私のような目先の変わった変なもの好きな人が喰うものだろう。うん、そういう目的の商品としてはなかなか悪くないんじゃないすかね。…まあ常食するほどには至らんけども。個人的には。