デカダンス/プリテンダー/富豪刑事

デカダンス・4話。ナツメさんとカブラギさんは何とかイベントを一つクリアするが、その突発的行動によってナツメさんは戦闘員としての本格的一歩を踏み出すことになる…ってその段階で、次のイベントが全滅前提。ゲーム的性格がここまでの強さなんだなと思いつつも、あくまでゲーム的ってだけで死んだらそのまま。そらキツいわね。次回は多分死屍累々だろうなあ…まさかナツメさんまで死ぬとは思いにくいが。あと今回前半のバトルシーンのアクション作画がいろいろ良かった。ながっぽそいガドルを高速で背動で送りつつのナメとかね。あざとい。

●GREAT PRETENDER・4話。主にカッサーノの右腕・サラザールさんの担当回。こういう立ち位置のキャラにはこういう背景、というテンプレに沿った話であり、言い方替えれば王道ってやつだ。サラザールの状況を示すことで、同時にエダマメさんについてのあれこれも伝えられる。回想の形での直接的な要素だけではなく、この青年の根っこの部分は(多分ローランたちが看破しているごとく)正直者でお人よしであること…などが判るようになっている。ま、こんなワルモンてんこ盛りの話なんだし、やがては彼のそういうところが生きてくることになるんでしょうけどね。今はまだ胃が痛い状況が続きますわな。

富豪刑事・3話。コロナのあれこれで中断してたのをここで再開。新幹線立てこもり事件に偶然出っくわす加藤さんであり、そして過去の確執もついでに出てくる。今回もいろいろカネかかってんだけど、どっちかっつーとスーパーAI執事さんの比重の方が高い感じなのが個人的にはちと残念。意識もせず湯水のごとくカネ使って解決、っつーシンプルさもアリだと思うんだけどね。あと最後の総計に妹さんの手術代は計上されないのかしらん。…テンプレの無表情クールキャラっぽい神戸さんが、お身内のお祖母ちゃんにはなんだか弱い、っつーか普通に表情が出てしまうというギミック。まあこういうキャラならいつかやるやろな、というとこですがね。あとゲストの追っかけおばちゃんに水田わさび久川綾というかなり謎豪華なキャスティング。謎豪華だ。