ヴィンランド/コップクラフト

ヴィンランド・サガ・8話。トルフィンはまだまだアシェラッドには敵わないんだけど、戦闘能力としては前回時期よりは格段に強くなってんな、ってのがよく判るのはアニオリ部分の功績だな。アシェラッドの煽りセリフが流石の内田直哉で、老獪さヤらしさ満点ですごく良かった。こういう巧みな戦闘描写、トルフィンとアシェラッドの単純ならぬ関係性、スヴェン王やクヌートの重っ苦しいネタ…の後で、ちらっとだけ登場のトルケルの無茶苦茶な強さがすげえバカで楽しい。NHKだしぜひとも長く続いて、トルケルの一人だけ登場作品間違ってる感覚を大塚明夫で楽しみたいです。

コップクラフト・8話。なんか謎のアーティファクトによってティラナと猫さんの精神が入れ替わっててんやわんや…ってこれ続くの!? いや、うん、こういう話こそ丁寧にバカ積み重ねてゆくのはキライじゃないかもしれない。全体的に作画リソースがすごくキツそうな状況で、こうして「ねこが中に在るのでいろいろとアレなことになってるティラナさんの行動を見守る話」という大きなフックで視聴側を引っ張る、というのは妙手ではある。ヒロインの放尿シーンをメインに据える作品ってのも割と珍しいかもしれませんね。探したら結構あるか。まいいや。あと今回の展開だと、元カノのセシルさんがあそこまで聡くなかったらほぼ詰んでたね。すごく怖い、ような気がする。