コップクラフト/キャロル/アストラ

コップクラフト・3話。相棒が単独で潜入捜査して失敗、事件の裏に主人公の上司、彼の最期に際して「本当の親父のように思っていた」。もう何だね、これ舞台が80年代とかでティラナさんの代わりにクノイチの末裔のジャパニーズとかカンフーの達人のチャイニーズとかでも十全に成立しそうだね。今回のラスボスは大塚芳忠の魔術師で次週に続くだけど、これまだ1話分引っ張れるってことは松風雅也さんまだ生きてるとかなのかな。それにしても松風さんのイケ好かないイケメン悪人演技がものすごく上手くて、感心しながら見てたよ。かっこいいわなあ。

●キャロル&チューズデイ・14話。口が悪いというか形容詞が「クソ」しかないという感じのトビーさんであり、なんか「ヤバい」しか言わない人と似たような感じなのかもしれない。この時代に一般的であろう大企業レーベルによるプロモーションじゃなく、こういう変化球での売り出しで勝負するってのはいかにも「主人公側」っぽい。ロッキーとドラゴの対比的な、というか。んでまあ、チューのお母んがだんだんめんどくさい方向に行きつつあるのが「まだ」本筋と関わってこないのが、アカン方面への溜めっぽくてソワソワするよね。そんな大人の事情なんざキャロチューのパフォーマンスがふっとばす、という展開になると思いたいとこですが。しかし青山穣はこういう役上手いねえ。この人も替えがきかんタイプの役者さんではある。

●彼方のアストラ・4話。ユンファさんの属性が歌姫だったという回。カナタさんの言う通り、こんな状況下誰の能力がどうだってなこと言ってる場合じゃないのはその通りだけど、お話作る都合上この属性はどういうネタに繋がるのだろう、とは思うわな。今んとこ未開の原始星ばっかだが、そのうち文明的生物の居る星にでも到着して歌うたって解決する話とかあるんだろうか。純粋にユンファさんの自己実現のギミックでもそりゃそれでいいんだけどね。それにしても一か月足らずの共同生活、それも得体の知れない裏切り者を抱えた上で今回のような関係性保ってんのは健全だなあ。まあ。