コップクラフト/キャロル

コップクラフト・2話。いがみ合ってはいるが仕事は一応こなしつつ、それでも少しずつお互いを理解してゆく…という、ホンマにこれキッチリしたバディものだな。お仲直りのきっかけのひとつがケイの飼ってるネコってのがまたそれらしい。ネコアレルギーのくせに事故の責任感じてマスクしてまで飼ってるという、このギミックでケイさんのキャラが判るワケだ。外部非常階段での銃撃アクションとか殉職した同僚刑事の葬送風景とか、なんつーかこの手のドラマのツボを押さえた構成があざとくてよろしい。今回の事件のワル役として松風雅也の堕落青年と大塚芳忠の死人使いのコンビ、またベタで贅沢なキャスティングではある。まーこりゃどう考えても見た目通りのワルだわなあ。

●キャロル&チューズデイ・13話。2クール目の新OP・EDは相変わらずセンス良くてかっこいい、特にEDのアンジーがクールでよろしい。んで本編、キャロチューはいきなりかなりの有名人になってるが、それでもプロモーションの前段階ってことでガスがまた奇策を弄したりしている。大手レーベルとの契約とインデペンデントどっちがいいかとか、この辺のショーバイネタはあんまし他のアニメでは見ない要素なので面白いな。最後に出てきた「伝説のプロデューサ」が怖すぎるけどもさ。あと、チューのお母んの「不法移民排除」というスローガンとか、たまたま町で助けた合気道おじさんとか、ちょこちょこ今後の起伏になりそうなシコミもあったりする。…あのおじさんがキャロルのとーちゃんとかかしらん。