リヴィジョンズ/コトブキ/モブサイコ

●リヴィジョンズ・10話。渋谷防衛戦、それはガイにーさんの言うとおり背水の陣にも程がある状況である。指導者も死に武装の活動限界まで残り少ないのに加えてミロも去らねばならぬ、という状況下、その厳しさが人々を結束させるんですよという流れ。そして主人公らしい活躍もするんだけど、その前にキッチリ器の小ささを示す大介さんが律儀っちうかなんちうか。受け入れられるキャパが小さいんだろうな、その辺私もそうだしよう判りますけどね。あとは慶作さんのギミックがどう働くかってとこかしら。

●荒野のコトブキ飛行隊・10話。イサオさんは魔術師の名に違わずなかなかに喰えないおっさんであるのだが、今回はどうやら目論見失敗って感じ。他世界への「穴」に爆撃しちゃっちゃダメだよな、っちうとこですな。今回のミッション、高々度での爆撃機編隊迎撃というのがこれまたゲームっぽくていい。多分みんな機動限界ギリに近いとこで飛んでんだろーなー、とかそういう妄想がわく。あと今回登場の自警団長、そして例のライバルさんともどもええキャラしてんな。特にライバルのナオミさん、とにっかく口の減らないマシンガントークスクリプトがきもちよい。お付き合いはしたかねーけど、傍で眺めてる分にはとても楽しそうだ。

モブサイコ100・11話。ラスボスお父んのところへツッカケるも当然ながら素直にはいかない状況。中ボスたちそれぞれ、「傷」とテルさん総がかりだったりモブと最上のダブルで当たったりと「とても強い」様子が不足なく表現されてんのがよろしい。特に予知とテレポートの島崎さんは能力の性質上力押しではどうしようもない所まで来てて、うわこりゃ強いなあ…というタイミングで霊幻がぼこなぐり、という急転直下バカバランスが効果的である。しかし本当によく動くねえ。この作品にはヨタった描線でぐいぐい動く作風が合うわあ。島崎さんのテレポート描写とか、見せ方のアイデア・レイアウト・動きそれぞれ、動画の快感に満ちてておもろかった。