ヒナまつり/ルパン三世/ひそまそ/メガロボクス

ヒナまつり・5話。前半のテレビ廃品回収話、新田から金貰って電気屋でテレビ買う→タクシーに乗って回収屋に行って売る→タクシー代はテレビ売った金でチャラ、という…新田の言うとおり「なぞなぞ?」みたいな高度なワケ判んなさが最高で、なんかよくできた落語みたいだなあと感心した。そしてアンズさんのいじらしさがマックスで本当にこの子はようでけた子である。新田じゃなくても庇護したくなるわなあ。あと後半の話、クラスメートどもが寄り集まってどうでもいい陰謀ゴッコやってる辺りの異様な作画エネルギーは何なんだ。リソースの無駄遣いにも程がある。この作品らしいなあと思うけどさあ。

ルパン三世・5話。アミさんアークの最終話、って感じ。てっきり1クールかけてこのエピソードやるものだと思ってたのだが、ここで一旦区切るのは中ダレもなくていいなと思った。敵一味の軽薄なネットギークもどきたちがキッチリ詰め腹切らされる当たりのカタルシスもかなりストレートで、悪くないシメ。何気に作監が垣野内成美でおーすげーと思ったけど検索したら現役バリバリなのであった。いいねえ。…って予告見たらピンクジャケなの!? 話もぶっ飛んでそうだし…ひょっとして演出あたりに青木悠三とか来るのか!?

ひそねとまそたん・4話。他のDパイがやってきて合同演習だが、どいつもこいつもめんどくさいのでひそねや小学生ヤンキーがまともに見えるという話。一番話が通じそうに見えた星野さんが一番めんどくさくて、多分過去の経歴からいろいろ背負い込みすぎではあるんだろうけど、キッツイわなあ。あと演習中の空戦機動がなんかソレっぽくてよろしい。だからこそ星野さんとこの竜が本性出したとことの対比が映えるワケではあるな。

メガロボクス・5話。冒頭の戦場シーンは一瞬見るアニメ間違えたかと思った。南部のかつての弟子であるも裏切られたと感じている傷痍軍人、というアラガキのキャラはシブくてよろしい。彼のキャラと状況掘り下げで1話使うに値する密度になってたと思う。…しかしほぼレギュレーションであるギア無しVS義足の軍人、ってますますフリークショーに近い残酷娯楽っぽいなあ。すさんでていいけどねえ。