ルパン三世/ひそまそ/メガロボクス

ルパン三世・7話。前回とは一転渋い話で、どうやら本編のメイン敵役らしきアルベール・ダンドレジーが絡む一編。検索したらこの名前、原典ルブランのルパンがらみなのね。てことは結構気合入ったキャラではあろう。全体にかなり濃密な話になってて、舞台から小物からいかにも凝った脚本だなと思う。ゲスト脚本家の雑破業はどっちかっつーとおいろけ話なお人というイメージだけど、だからこそというか「ルパンらしさ」にとてもマジメな話になってんだろうな。あとおっかけっこのシーンもコンテ段階から手を抜きづらい、地道に作画しなきゃいけないように作ってあるし…めんどくさいだろうになあ(コンテは富沢信雄ってのも凄いが)。面白かったよ。

ひそねとまそたん・6話。無人島サバイバル訓練でどんどん孤立する星野さんという前半で、まあこれは後半にパラダイムシフト(ちょっと違う)して仲間になる展開だろうなあと思ったら割とその通り。クライマックスまでなかなか盛り上がる話だったんだけど、ナオさんのぬいぐるみ頭部が流されてゆくシーンが一番BGM的に感動的になってんのは面白い。そしてジョアおばさんが秘匿事項ってのはやっぱ、回想シーンの百式司偵のあの人と同一人物ってことかしらん。声パクロミだったっけ? あと、健さんa.k.a.ノーマさんのアフターバーナー音が物語のキーポイントになってんのが結構凝ってて、それメインで組み立てることも視聴者に印象付けることもなかなか上手く行ってんのは大したもんだなあ。

メガロボクス・7話。知らんうちにジョー人気者だな! まあギア無しというイロモノ枠として耳目を引くってのはそらそうだろうな。とりあえず次の敵は白都さんとこのお兄さんであるミキオさんだけど、ボクシングが強いのはともかく盤外戦闘でジョーがあっさり負けてしまうのはちと意外だった。ミキオさんにとってはボクシングは二の次、お嬢の鼻を開かすのがメインだから…ってとこで、やっぱメガロボクスに執着するジョーに最終的には軍配が上がるんだろうけど(じゃないと話終わっちゃう)、さてどうするんだろうね。お嬢が助け舟だすんかしら? あるいはユーリ?