ハクメイ

ハクメイとミコチ・10話。温泉でサービス回…なのかな。普通の作品で普通に風呂入るのとはちょいと違う本作であり、近場に温泉郷ができたので行ってみたらケモ系の抜け毛詰まりによって臨時休業なのでどうしよう、ってとこで「じゃ風呂作るか」という方向に行くのが本当に唯一無二ではある。…竹を使った湯船と聞いて「そうめんみたい」つってましたが、サイズがえらい違うような気がするんですがあなたたちにとっては。あるいは笹の小枝とか使うんかな。とまれ、風呂入ってるシーンが本当にエエ気持ちっぽく描写されてんのはよろしいことだ。

後半はミコチの姉が襲来する話。ハクミコともに別方向でそこそこ自立してるお人なんだけど、ミコチの場合にあってはどうしてそうなったか、というエクスキューズでもある姉である。戯曲作家で芸術家肌で手前勝手で人使い荒くて、でもちゃんと妹好きっぽいという…「強いお姉さん」のアーキタイプですな。身内に居てたまに会うなら面白い人、って辺りでしょうか。この声誰だろうと思ったら生天目さんか…そら強いわ。この人も最近はあまりこういうあっけらかんとした開放的なキャラは珍しいのじゃないか。いいよね、陽性の演技ってのはそれだけでぽんやりするしね。