ヤマト/ゴブスレ/グリッドマン/バキ

●ヤマト2202・10話。宇宙ホタルって本家でも出てきてたっけな確か。ヤマト初代以外はあんまり記憶にないが、それでも何となく覚えてる感じ。てことでどっちかというと幕間っぽい幻惑話だが、語り起こしの宇宙ホタルは割とアッサリ処理されて「本命の幻影」であるテレザートテレビに繋げる形、ってことかな。…正直こっちの本命幻影も、なんか調子のいいことしか言うてくれなくて「騙されてんと違うか」って感じがせんでもないんですがね。あと冒頭のガトランティスにての剣戟シーン、この作品にしては割と勢いで筆を走らせるタイプのタッチでちょっと目を引いた。お行儀いいワケじゃないが、こういう絵柄もエエと思います。

ゴブリンスレイヤー・10話。幕間ふたたびでゴブスレさんたちの日常とちょっとした変化、そして大量の足跡という不穏なヒキでのブリッジ話。ゴブスレさんが持ってる手紙も入れると、ハーレムもどきの女性方が一堂に会したシーンはなんか可笑しくて笑ってしまった。受付嬢が訓練所作りたい言うてたのはあれ、Wiz的な意味かしらね。あとWizネタで言うと、いいや直接のつながりは無くて一般的な冒険譚ネタなんだけど、エルフとドワーフの酒飲み対決ですわね。Wiz6でこの定番ネタをゲームの範囲内で上手く再現してて、あーこれはフレーバを楽しむイベントとしてエエ感じやなーと感じたの思い出した。酒飲んでヒットポイントじゃなくてスタミナが減る、ってのはなんか判るな、あれ。

グリッドマン・10話。アカネさんがいろいろ上手くいかないなーってな話で、かつもろもろあった後に「変身前のヒーローを刺殺する」という割とガチな反則手段でシメるという、なかなかヒキの気になる話。心象や立ち位置がドラマの進行につれてどんどん変化するという、ある意味もう一方の主役的な扱いではありますね。彼女に捨てられた形のアンチくんがヒーロー側になってしまうのもなんとなく象徴的。あと今回の怪獣、ガバドンみたいなギミックも面白かったし、「中の人」のいかにも初代→セブンの星人っぽいデザインラインにムチャクチャなアクションがかなりのインパクトで、なんかすげえ楽しかったですよ。笑い声っぽいボイスもよし。

●バキ・24話。なるほど、ここで一旦区切るのか。てことで死刑囚たちはそれぞれ「敗北を知った」という形で退場することになる。初期にストレートに負けて去ったスペック、ちょっと引き伸ばしたもののそれらしい幕引きをしたドリアンに比べると、残りのドイル・柳・シコルスキーはちょいとぐだった感じがしないでもない(まあドリアンはこのあともあるんだけど)。んでもってこっからマジでアライジュニア編やるんかな…。これをキレイにまとめんのって割と難しい気がするけども。でもこのジュニアに保志総一朗はちょっと上手いなと思った。