人の痕跡

●役所に行って引越しに伴う諸々の手続きを済ませる。その後あれこれ新たな部屋のレイアウトや便利さを考えながら百均などで買い物して帰るが、なかなか思い通りには行かない。まず本棚を設えないと何も片付かないなあ。などと思いつつ、引越し前の部屋に忘れ物取りに戻ったりすると…なんかこう、「もう人が暮らさなくなった」という属性が付与されると、一気に退廃的な雰囲気が感じられるものなんだね。何がどう、という具体的な要素はよく判らんのだけどさ。所謂廃墟好きの人には何となく判ってもらえる感覚だろうか。

一方で我が新居の方は、ちっとも片付いてないこともあってまだまだアウェイ感が満載である。落ち着かんことこの上ない…のではあるが、まあ寝るとこありゃいいってのも真実。少なくとも寝具は今までどおりのものだしな。