豆苗とその生育について

●野菜炒めにもう一品ちょっとした具がほしかったのでどうしようかなと思い、以前から気になっていた豆苗を買ってみる。他の野菜と炒めて喰うに、うんまあなるほどねといった感じ。辛味の少ないカイワレみたいな…まあスプラウトだし似たようなもんなのは当然か。イマイチこれが正解という出来上がりでは無く、少々ピンと来ない感じもありつつ、これは多分調理にも喰うことにもワタシが慣れてないからだろうなと思う。あと何だ、ガッツリ喰おうと思うと結構な量が要るねこれ。

それはそれとして、この豆苗の外装袋を見ると「育ててまた食べられる」とある。茎を切り取ったあとの根っこ集積体に水をやって10日ほどすると再度収穫できるということだ。それはちょっと面白いので育ててみたんですがね…うん、やっぱもとどおりの背丈にはならんな。切り取って喰ったら充分喰えるものだが、多少「成長したな」っぽい固さもあったりする。

多分育ってるエネルギーソースは根っこんとこの豆に内包されてるスターター栄養がほとんどなんだろうし、それも当然っちゃ当然ではあろう。新たな命のために必死で育つ豆の苗を、一度ならず二度もエエトコで刈り取っちゃってまるごと喰う。いやまあそれが作物というものだし当たり前なんだけど、なんかこう…いっしょけんめい伸びている苗見てたらちょっと不憫に思えたりもし、喰うているワタシがド外道みたいな感じもする。すんませんねえ。…いや喰うんだけどね。

一応更にもう一回育ててみてるが、さてどこまで伸びることやら。まさか5回も10回も収穫できたりはしないよね?