●ソウルイーター33話。三組の野郎どもがそのチームワークを一とするまでの「雨降って地固まる」話。トラブルメーカーの黒星さん、ああ見えて結構我の強いマカさん、というこの二人を対立軸に置く展開は判りやすい。マカさんの「未熟性」は畢竟「発展性」っちうことであり、彼女が周囲や経験の影響を受けてどう変化してゆくか…ってのが（この回の、またこの作品の）主眼でもありましょうからな。
ツバキさんの慰撫によりマカさんが何かを得て立ち直る、その「何か」がイマイチ曖昧に思えたのはワタシのダメ脳味噌のせいではあろうが、まァそれがどんなもんであろうとあんまし問題ではなくて、要するにこの再結束という構造自体がメインの要素だしな。最後にゲンコで仲直り、っちうガキくさくて野郎っぽいシメ方がマカさんっぽい。
一方のシュタイン先生汚染問題は…自覚はあるようだが、多分一番エエトコでダメになるんだろうな。なにやら門柱が矢印型になってますが。
基本的に台詞劇であるからか、各々の声優演技に気合が入っててよろしかったですな。特にマカさん、なかなか良い「クソッタレ！」が聞けましたし、ソウル相手の「…ん」っちう微妙な返事もグゥ。
