残響のテロル

残響のテロル・4話。警察の捜査は進むもスピンクスコンビの正体は杳として知れない。足で稼ごうと聞き込みする柴崎さんであるが、彼らの存在感はまるで空気か幽霊のように希薄である。ならばここまで、まるでアニメのストーリィのように証拠が残ってきたのは何故だろう。ひょっとしてこれもあやつらの掌上なのではなかろうか。まァそんな感じで早速次の動画がアップされ、警察またもやてんてこまい、というお話。

今回の「爆弾」は警察の内部資料であり、爆発すると一斉にネットにばらまかれてしまうという…なるほど、直接的には死人の出ないテロリズムですな。汝自身を知れという謎かけに答えることはできたが、ルール違反の為に爆発を止めることができなかったという結末は…さて、これもスピンクスさんたちの意図したものなんだろうか。にしても、スーパーハカーとして内部資料にアクセスできんのならわざわざ「あいつら核燃料事件と結び付けてるぞ」と確認する必要も無かったんと違うやろか。ま、それはそれとして。

今んとこどうも事件の主導はスピンクス側から動いておらず、ほぼ「計画通り」っちう感じですね。ある程度柴崎さん側が彼ら二人の予想を超えるような、そんなイレギュラーでも起こってほしいなとは思いますが。そしてその擾乱要素としての存在が、このリサさんなんだろうかなって気はする。明らかに想定外の夾雑物ですし、ヘタァするとこっから足でもつきそうな感じだけど、でも更なる上位レイヤ(脚本)からすればそれは必要な要素でもあんだろな。いろんな意味でね。

…にしても、アマゾンは実名オッケーなんだ…。少年犯罪者が武装調達に使いましたという、どっちかっつーとネガティブとも言える劇中登場方法なんだけど。