弱虫ペダル/サムライ

弱虫ペダル・14話。おもろいクライマーが居ると聞いてマナミさんが偵察に来て、マキシマさんと間違えて小野田くんと再会する話。なんかもうその、仄めかしや隠喩を越えてらぶらぶ状況な会話しててお前らはなんかもう。そもお二人さんの馴れ初めからして、困っている小野田くんにイケメンにも飲料ボトルを差し出して…という、ああこれから二人のお付き合いが始まるのねという雰囲気だったしなあ。小野田くん、主人公でありつつもヒロイン属性も持ってはりますもんね。あと妖怪でもあるけど。うん。

その小野田さんの妖怪部分としては、今回重く歪んだホイールだけではなく自転車用のシューズも履いてないことが判明。マナミさん曰く「シューズにより力は二倍にもなる」ってことですが、となると今まで曲がりなりにも皆さんに付いてってたってことはやっぱコイツ相当なバケモノではある。つーかシューズくらい先輩が用意するなり指摘するなりしろよかわいそうじゃん、とか思うけどあるいはこれも主将的には訓練の一環なのかしらん。

基本的には今回はほぼ坂道登りっぱなしのお話であるが、主要キャラ二人のイチャイチャ会話がなんか面白くてその辺はまあ構造として持ってたかなと思う。しかしある程度しょうがないとは言え、CGによる林道シーンがずうっと続くので見た目に変化に乏しかったのがちとアレかなと。手書きと比べるとやっぱ画面が均一な印象になっちゃうもんねえ。

サムライフラメンコ・13話。堀川声の四天王さんは冒頭から登場、そしてその流れでお約束のままご退場…とまあ、割と予測された通りの駆け足展開である。そこそこ実績を重ねつつ戦っておられるサムライ5の面々であるが、どうも細かいところでイマイチ連携が取れていない状況ではあるなあ。このかみ合わなさは後々の展開につながってくるんでしょうかしら。

さて、ライダー系単独ヒーローから戦隊系チームヒーローに移行したハザマさんですが、ほな単独時のもろもろはどないなったのかというと、それはまあいろいろである。ハラヅカさんは元の研究者に戻り、ゴトーさんは元の配置に戻り、マリさんは未だ意気消沈中…ってゴトーさんちにいらっしゃるの!? 行為がないだけでほぼ愛人じゃん? そう疑われちゃうじゃん? いいけど。

そんなもやっとした過去を引きずりつつ、後半は何故か田口トモロヲっぽいナレ付きでサムメン5のモキュメンタリ演出。戦隊モノって5VS1で卑怯だよね、ってなネタをひっくり返した敵幹部ご一家さんの登場とか、細かいネタを入れつつもやっぱり残りの四天王さんはここで全部退場…って次は64軍神かよ。これまた一瞬でヤられる未来しか見えないな!

今んとこは戦隊モノのノリをパロってる状況だけど、前クールのことを思えばいつまたヘンテコな方向に転がるか判ったもんじゃないので割と期待してます。どうなることやら。