色について2題

●同じ画像でもスマホで見るのとウチのパソで見るのとでは色味がちと異なる。テメエで描いた絵とか、パソのディスプレイで見て「ちと淡いかな」ってくらいならばスマホで見るとハッキリとしている。そうそう、忘れがちだがワシ、パソのディスプレイはカラーバランスを結構いじってたんだった。色温度を結構低めに、青白さを抑えた色調に。シャープな情報量は多少犠牲になるが、そんかし目が疲れにくい。ま、良し悪しよね。

●三原色というシステムがイマイチピンとこない、ってのはだいぶ前に言うたことがあるが、再度。色ってのは結局光の波長で一意に決まるんだからリニアな1パラメータで必要充分だと思うんだけど、わざわざ三つの変数用意してそれで初めて色の配列が完成しますよ…ってのはどうもいろいろムダがあるような気がする。人間の目のシステムがそうなってんだっけ? 光を受けてその波長によって色調の情報を脳に送る、という単一のセンサだけでは負担が大きすぎるので、複数の種類のセンサに仕事を分担させてるんだろうかなあ。聞けば人類の何パーセントかは五原色で世界を見てるとか、オウムガイは十原色だとか聞きますが、そこまで行くと今度はデータ処理がおっつかないんじゃないかって気もする。…一体どんな色調世界が見えてんだろ、ってのはクオリアの話になってきますね。