ジョジョ/宇宙兄弟

ジョジョの奇妙な冒険・19話。シュトロハイムとカーズの出現にダブルショーック! のジョセフさんである。赤石めぐって肉弾バトル→雪上チキンレース→崖落下空中戦、といろいろ目先の変わったアクションやってんのが前半、後半はカーズの根城見つけてジョジョとシーザーが痴話喧嘩する話。この辺はどっちかっつーと先々の展開へ向けての準備作りって意味合いが強いな。てことは次回辺りでシーザーが…アレか? ふむ、まあともかく。

崖下に落っこちたカーズさんが、草花避けてピンボールのように跳ね回った後に大笑いする一連のシーンは、原作のイメージ以上に素っ頓狂な演出になっててこっちも笑いを耐えられない。いやその、人と異なる精神のカタチを提示してるってのは判るけど、いきなりの呵々大笑の絵面にズームアップダウンの演出はどう考えても笑わせに来てますよね? …井上和彦も何度かリテイク喰らってたんじゃなかろか、あの大爆笑演技は…。

あとナチス→ドイツの変更もともかく、ローマ式敬礼もやっぱマズいのね。真っ黒けっけの修正がかかってたが、これも販売映像ソフトではクリアになるんだろうか。

宇宙兄弟・45話。ヒビトがらみの事案はひとまずの終息、今度はムッタのターンである。シャロンおばちゃんとヒビトの双方と月面上での約束をしているムッタさんは、今はそれに向かって邁進しなければならない。JAXAの青ジャケットを受領し、さあいよいよNASAでの訓練開始ですよ、ってとこですが、予告見るとやっぱし向こうさんの初対面印象は良くないようですなあ。その辺、どうひっくり返すかが初っ端の流れかしら。

シャロンとの約束とは月面望遠鏡。宇宙望遠鏡としては確かに、衛星搭載よりもデカくできるだろうしメンテもある程度融通利くし、で月面基地あるならまず予算が組まれそうな施設ではあるな。提唱者の無くなった夫の見つけた小惑星を見るのが悲願っちうエピソードも
なんか現実にありそうだ。あの小惑星写真、諧調反転して視認性を高めてるのがいかにも天体写真っぽくてよろしいな。あんなんだよね、なんか。

原作者がコメディアン役でチョイ役出演してんのはまあ、先行作品でもそこそこあるなあとか思ってたけど、中途で出てきたJAXA所属の小町さん役が何故か綾戸智恵。またナチュラルな感じの関西弁声優連れてきたなー、しかしこの作品関西キャラ多いなー、そういや原作者って京都だっけなー、とか思ってキャスト見たら阿倍野のごっついジャズオバハンが声やってた。なんでまた?