テンペスト

絶園のテンペスト・3話。高い攻撃力を持つホンマモンの魔法使に押されるも、ヨシノさんの主役っぽい機転と運でアレコレね、っちう話。ラストギミックの「攻撃ヘリのミサイルの射線上に敵を誘導する」っちうのは、そこまで正確に射撃時刻を計れるか否かって疑問はあるものの、シコミとバラシの呼応や見た目の派手さが充分でよいクライマックスになってたっすね。ロングボウだよねあのヘリ。てことは陸自かしら。まいいや。

姫さまが孤島に幽閉状態で魔法が使えない理由は、この魔法の理ってのが「文明の利器が対価として必要だから」っちうことらしい。魔法なのに科学技術が必要ってのはなかなか面白いギミックやな。ヨシノさんが「けどなんかヘンだ」と述べているとおり、この要素にストーリィの根幹に関わるネタが仕組まれているっぽい感じはする。ま、それはおいおい。

中盤は駐車場にての肉弾魔法バトルで満載であり、ボンズらしいアクションが多くてよろしかった。作画枚数的にはそこまで突出してるワケじゃないが、長々と戦っている様子をあまり飽きさせないよう苦心してレイアウト/コンテ切りしてんなーって感じがよし。…にしても何やねえ、今期はまず「中二病」が真っ先に放映されちゃったのが意外にアレだった気はするねえ。このテンペストに限った話じゃないが、なんかソレっぽい要素が劇中に出てくるたびにリッカちゃんのお顔が脳裏にチラチラするのが…うん。まあ。