テンペスト

絶園のテンペスト・17話。はじまりの樹消滅キャンペーン中、ヨシノ/姫さま組とマヒロさんたちご一統それぞれが真相に至ろうとする話。世界が滅ぶの何のという話の流れにおいて、「ヨシノさんの彼女」がここまで話の根幹に関わるオオゴトになってんのがどうにも面白くてしょうがない。また際限なくラブラブ空回りを続けてる姫さまもかわいいし、大真面目に「女教師」「人妻」「ちち」などとホワイトボードに大書して議論続けてるサモンさんたちも笑わっしょるし、…うんやっぱ、バカやるためにはマジメになるのが一番効果高いんだなってのがよう判ることよ。「ラブコメか!?」はいそうですね。

さてここで上記一大真相(謎の彼女)が明らかになったことで、一体話がどう転がるのか。いやあ、判んねえわこれ。通り一遍のネタバラシならいくらか予想もつくが、主人公の彼女が死んでいたからどないやねん、ってのは…うん、見てるワシとしてはあえて成り行きに任せ、先々の流れに翻弄される方がおもしろそうだ。

絶園の魔法使が心と体、ヨシノとハネムラの二つに分かれているってのはふむう、納得できる。それなら(より面倒くさい方向ではあるが)様々なつじつまが合うものね。無論、あのヨシノさんがそんな運命っぽいものに身を任せるとは思えないところですが。あるいは最後に悪役として終わるってのも面白いかしら。